春の香り～震災から１年

週末に森の中の公園に行って来ました。

広大な広さの施設内には、ミニ動物園(鹿・いのしし・日本ざる・たぬき・きつね・りす)があり、
ボート、タナゴの泳ぐ川など、みどころもいっぱい。

その日は午後から雪マークが出ていましたが、かろうじて晴れた午前中。
最近はだいぶ春らしい気候になっていましたが、
あちこちに残雪があります。

そしてそこに・・・。

すてきなものを発見しました。
落ち葉の下から黄色い芽！

「ふきのとう！」

ずいぶん前、ＧＷに青森の奥入瀬渓谷に行ったことがありましたが、
そこでもやはり残雪の雪解け水の中から、ちょこんと顔を覗かせていました。

小学校の教科書で「ふきのとうの芽吹き」を勉強していた長男。
得意げに解説しています。


今日はこの自然の恵みをいただいて帰ることにしました。

よーくあらって、
外の葉と付け根の黒いところをとって

てんぷらにしていただきました(ちなみに、作ったのは父)。


「おいし～♪」

「口の中に春の香りが拡がるんだよ～」

そんな感想をきくと「食べてみる～」という子供たち。
ほんのりほろ苦く、柔らかな春を味わってとてもうれしそうでした。


今降っている雪は最後の雪かな～？


震災からちょうど１年目のその日の出来事・・・。


被災地にも、本当の春がやってきますように。