浅田真央選手が10日に自身のブログで引退を発表し、今日都内で引退会見を開きました。浅田選手は「２日前にブログで発表させていただきましたが、改めてご報告いたします。私、浅田真央は選手生活を終える決断をいたしました。長い選手生活は、たくさんの山がありましたが、乗り越えられたのも支えてくださった方やファンの方の応援があったからだと思います。今日は感謝の気持ちをお伝えできればと思い、このような場を設けさせていただきました。」とコメント。一番印象に残った試合に、ソチオリンピックのフリーを挙げ、「気持ちがすごい今までの試合以上にちょっと落ち込んでいたり辛かったりした部分もあるのですが、あれだけの演技ができたことが、それがソチ五輪だったことが一番よかったのかなと思います。」と話しました。これからを担う若手選手については「そうですね、引退された大先輩の方をはじめ、私も引退をすることになったんですけれど、今まで本当にスケート界を引っ張ってこれたかな、というふうに思っています。今、若い選手がどんどん出てきていますので、若い選手が若いパワーでフィギュアスケート界を引っ張っていってほしいなと思います。」とエールを送りました。また、今の気持ちは「晴れやか」、「すべてやりきったんじゃないかな」とも話しました。今後については、まずは7月に行われるアイスショーに向けて連絡をし、いい演技をしたいと抱負を述べました。
清々しい笑顔の真央ちゃん。私がフィギュアスケートファンになったきっかけが、2005年のGPシリーズで真央ちゃんの演技を見たことでした。あれから12年、ほぼすべての試合を見てきましたが、素晴らしい演技はもちろん、諦めずに最後まで演技をする姿に、不調や困難を乗り越える姿に感動と、元気や勇気をもらいました。本当にありがとう、長い間お疲れ様でした。そして、新しいステージで頑張る真央ちゃんをこれからも応援していきます。
