イオンシネマの対応についてSNSで告発した中嶋涼子さんが、一部内容を訂正しました。中嶋さんの説明は以下の通り。
・見たい作品がグランシアターでしか上映してなかった、グランシアターに車いす席はない
・グランシアターでの鑑賞は告発した日で4回目
・チケット購入時にスタッフから「何かお手伝いしましょうか」と言われ車いすを持ち上げての移
動をお願いし、快諾してもらった、車いすから座席へは自力で行った
・「今後はこの劇場以外で観ていただいたほうが」と言われたと書いたが、それはグランシアター
以外の車いす席があるシアターでという意味で映画館自体にこないで下さいではない
・話し合いを要望し、支配人、営業本部長、東京大井エリアマネージャーと話し合いの場を設けて
もらった
・イオンシネマ側は、「お互い良い気持ちでいられる」など言い方や、車いすを持ち上げる対応を
したスタッフはいないという部分に間違いがあった説明
・車いすを持ち上げての対応に危険を感じたスタッフもいて安全面から、今後対応できないと提案
した
・イオンシネマ側は、グランシアターでしか上映してない作品を車いす席のあるシアターでも上映
するなど選択肢を増やす、サポートの仕方の検討、簡易スロープや昇降機の設置など施設面の対
応を検討
・今の段階では1人でのグランシアター鑑賞は難しく、同行者にサポートしてもらうか、車いす席
のあるシアターで鑑賞すること、話し合いの場を設けてもらったことに感謝している
解決策が出たのはよかったです。でも、なんか自分は悪くない感あるように思います。グランシアターに車いす席がなかったから、過去3回はお互い合意のもと対応してくれたなど、いかに自分の言い分が正当かを説明している感じです。それに「今後は劇場以外で観ていただいたほうが」の部分も映画館の利用を拒否されたような印象を与える書き方をしたのは自分なのに、勘違いした方に問題があるかのような言い方。
言葉が足りずに誤解されてしまったので、もっと考えて表現していくとしていますが、誤解されてしまったのが問題みたいな言い方ですよね。ではなく中嶋さんの言動や、やってもらって当たり前の考え方が問題なのに。障害者だからではなく、謙虚さや感謝の気持ちをもつことは人として当たり前ではないでしょうか。1人のために支配人や営業本部長、エリアマネージャーまで出てきて、そこまで大事にする必要があったんでしょうか。中嶋さんの投稿は問題提起ではなく、自分がいかに悲しかったか、怒り、社長をだせと晒したかたちだと思います。これを見て障害者を助けたり、関わったりするとトラブルに巻き込まれるかも、面倒なことになると思ってしまう人もいるんじゃないでしょうか。障害者と健常者が手を取り合う社会の実現を望むならその意味をもっと考えてほしい。