手話を勉強中

手話の勉強中に、気になったことや気付いたことなど

おバカな怪我9

2019-05-12 10:11:31 | 日常
 手術から、何日かしてリハビリが始まりました。
リハビリトレーナーに付き添われて、リハビリルームまで、
車いすで移動しました。そこで、トレーナーが、左足を
様々な位置に動かすんですが、これがちょっと痛いけど気持ちがいい。
その後、椅子に腰かけた姿勢で、「左足を上げて」と言われました。
左足は全く動かないと思っていたんですが、
トレーナーの補助があると、持ち上げることができました。
それで、左足は全く動かないんではなく、
力が弱まっているので、自力だけでは持ち上げられないことに
気付きました。
リハビリが終了後病室に戻り、左足を持ち上げる復習。
痛みを無視すれば、自力で持ち上げられることが分かりました。
ただ、右足はすっと持ち上がるのに、
左足は集中(?)しないと持ち上がりません。

ここから空想というか、妄想というか、次のような感じです。
・・・・・
足の付け根に、筋肉小人が大勢います。
右足のほうは、しっかり組織が整っていて、
「足上げろ」という指令がくると、ちょうど、
緊急連絡網により即座にその指令が全体に行き渡り、
「よしきた!」って感じで、一致協力して、
すっと足が持ち上がる感じです。
一方、左足の筋肉小人たちは、組織らしい組織を持っていなくて、
「足上げろ」という指令が来ると、「えー、上げるの?」
、「しょうがないなー・・・。おーい、みんな協力して
上げようぜー!」って感じで、足が実際上るまでに
ちょっと時間がかかってしまいます。
 何とか左足の筋肉小人達を、右足同様に
組織だてるよう頑張らなきゃ。
まっ、時間の問題だとは思うんだけど・・・

おバカな怪我8

2019-05-10 12:19:29 | 日常
手術後、ずっと、痛みと炎症を防ぐための点滴を受けていたんですけど、
2日後に(だったと思う)、点滴が終わりました。
代わりに、錠剤2種類が渡され、毎食後飲むように指示されました。
錠剤は、2種類あって、一つが、痛みと炎症を防ぐため、、
もう一つが、胃の保護のためとのことでした。
・・・
後々、気付いたんですが、この2種類の錠剤には重大な事実(秘密?)が
ありました。それをここに記します。
ここまで、時の流れに従って書いてきましたが、以下の内容は、
後になって分かったことです。
この2種類の錠剤は、自己増殖します。
なぜ、それがわかったか。
渡された錠剤は、1週間分でした。毎食後、きちんきちんと飲んでいました。
1週間後、更に、1週間分の錠剤を渡されたんですが、
最初に渡された錠剤がまだいくつか残っていました。
毎食後必ず飲んでいましたから、何故、残ってるんだろう?
 きっと看護婦さんが数を間違えたんだろう
と思い、念のため新たに渡された錠剤の個数を確認しておきました。
2×21個、きっちり、1週間分でした。
 更に、1週間後、やはり、錠剤は残っています。
しかも、その個数が増えている。
(私が、飲み忘れたなんてことは、絶対ありません!)
まさか、夜中に小人さんがこっそり錠剤を追加している?
そんなことあるわけないので、これは、
 夜中に錠剤が増えている(即ち、自己増殖している)
としか、考えようがありません。

おバカな怪我7

2019-05-09 20:23:54 | 日常
翌日、午前中に妹夫婦が再度やってくる。見ると、妹の息子も一緒。
話を聞いていると、車の運転要員として動員されたみたい。
申し訳ないと感じました。
ノートパソコンを渡してくれて、
 車は車庫に入れたこと、
 家はきれいに掃除しておいたこと、
 冷蔵庫のものは全部捨てたこと、
等々を話、10分ほどで「じゃ、帰るから」と帰っていきました。
なんか、あっけない。まっ、病院は長くいる場所じゃないんだけど。

おバカな怪我6

2019-05-08 21:09:19 | 日常
手術が終わって病室に戻され、動けないので、看護婦さんに
ベッドに移してもらう。麻酔の影響で、頭がはっきりしない。
看護婦さん曰く
 「少しづつ、麻酔の効果がなくなっていきますから、
  だんだん痛くなります。
  ひどく痛いようなら、ナースコールで呼んでください。
  痛み止めの薬、出しますから。」
おっ、脅かさないでよ。未だ麻酔が効いているはずなのに、
今でさえ手術箇所で鈍痛がするんだから。
・・・
もう、気分は最悪。勿論、左足は動かせないし、ご丁寧に、
左右両方の足も動かないように固定されている。
暫くすると寝返り打ちたくなるが、それもできない。
悪夢の一晩を、うなされながら過ごす。
・・・
翌日も、気分はすぐれず、目覚めているのか寝ているのかわからない状態
で過ごす。午後10時ごろ、妹から携帯に電話連絡あり。
 「後1時間ほどで、病院につくと思う。着いたら、また連絡するから、
 その時、看護婦さんに病院に入れるように頼んでくれ。」
とのこと。『おいおい、病院の就寝時刻は午後9時だぞ!』と思いながら、
来てくれることに嬉しくなる。
1時間くらい後、妹から到着の連絡があり、看護婦さんに頼んで、
病院に入れてもらう。他の患者さんの迷惑にならないよう、
必要最小限の連絡:
・日常生活で必要なもの(下着、櫛、歯ブラシ等)は、
 隣の奥さんとその隣の奥さんが準備してくれたので大丈夫。
・車が道路に出しっぱなしになっているので、車庫に入れてほしい。
・来るとき、家にあるノートパソコンを持ってきてほしい。
をし、家の鍵を預ける。2~3分で妹夫婦退散。
・・・

おバカな怪我5

2019-05-07 10:10:50 | 日常
メスで切られることを考えて、身構えて待つ。
「さあ、切られるぞ」と思いならが、待つ。
「まだかな、まだかな、・・・」と待つ。
でも、患部を触っているだけで、なかなか切らない。
・・・
とっ、「麻酔が効いているので、痛みがなくて気づかなかったけど、
もう手術始まっているんだ!」と気付く。
どこまで進んだのか、さっぱりわからない。
「まっ、しょうがないか」と諦める。
・・・
うとうとしていたので、どれだけ時間が経過したのかわからないけど、
ゴリゴリする音に気付く。目の細かいのこぎりで、
棒か何かを切っているような音。気のせいかもしれないけど、
足の付け根辺りで体に振動を感じる。
「金属プレートを埋め込むといってたけど、それは骨の代用だから、
骨の不要になる部分を除いているんだろうか」
と考え、「気を付けてやってくださいねー」と心の中で祈る。
音がやんで暫くしたら、今度は、「コンッ、コンッ」と音がして、
音のたびに体か引っ張られる。例えると、
  魚釣りで、魚が餌を吟味するとき、ウキがクイッ、クイッって
  引っ張られる
感じ。今度は、プレートを体に打ち込んでるんだろうと思い、
「くれぐれも、気を付けてやってくださいねー」と心の中で祈る。
・・・
その作業も終わって、ふと気づくと、目の前に透明のチューブがある。
(最初からあったんだろうけど、気がつかなかった。)
チューブの直径は、5mm位だろうか。
その中を、赤い液体が流れたり、止まったりしている。
流れるときには音もしている。どんな音かというと、
  グラスに入った、アイスコーヒーをストローで吸っていて、
  コーヒーがなくなりかけたとき、空気と共にコーヒーを吸う
  時に出る音
に似ている。麻酔のお医者さんの説明:
 手術部分は、血液を作る場所(に近い?)から、
 手術では、だいぶ出血します。まあ、それを取り除きながら
 手術するんですが、出血がひどい場合は輸血をすることになります。
を、突然思い出す。
出血部分に血が溜まらないように、吸い出していて、吸い出された血が、
目の前のチューブで送られているんだ、と思い、
結構な量が流れている気がする。輸血しなくて大丈夫かなーと、
ちょっと心配する。暫くしたらそれも止み、お医者さんだと思うけど、
「じゃ、ホチキスでとめてくれるー」とか言ってる。
そういえば、最近の傷口の縫合は、そうするんだと思い出す。
ついでに、「ホチキスは商品名!正式名称はステプラーだぞ!」
と、どうでもいいことも思い出す。
ホチキス止めが終わって、手術も無事終了。
何もしてないけど、疲れた!