なんで、蝉はそんなに
一生懸命鳴くの?
時間がないから…
相手を探してるんだよ!
この動画はフェイスブックでは公開していますが、先程You Tubeにもアップロード
しましたので、ここで紹介します。一生懸命に鳴いているクマゼミの独唱をどうぞ!
「子孫繁栄」で、オス(雄)の蝉が自分のいる場所を知らせるため、つまり「求愛行動」として鳴いているのです。
ということで鳴いている蝉はオスだけです。蝉は長年、土の中で過ごし、やっと地上に出ることができても
寿命が短いことから、思い切り大きな声を出して自分の存在感をメスにアピールして子孫繁栄しています。
大きな声で鳴くオスにはメスが寄ってくる、声が小さいとメスは寄ってこない、という自然界の現実が鳴き声の大きさにはあるのです。
(Source …こちら)
部屋に飛び込んで来た「アブラゼミ」
近くの神社の木々には「どうですか!お客さん!」って叫びたくなるほどの
セミが木にとまっていた。これだけまとめて見るのはめったにないです。
地上に出てきてわずか一週間の命。セミの一生が7年と1週間とすると、(新発見もありましたが)平均寿命から考えて
人間でいうなら約70歳以上まで土の中で寝ていることになります。その起きたてホヤホヤに、全力で大声を出すのです。
では、どれくらいの大声かというと…セミの体長が5㎝、人間の身長が170㎝とすると
人間はセミの約34倍のスケールになります。そのセミの鳴き声は、約300m届くとして、
人間に換算すると300m×34倍=10,200m=約10㎞!すごい大声じゃないか!その大声が寿命を縮めてしまうんだろうか…
あぁ、人間に生まれてきてよかった。でも、セミはそれを不満には思わずに、
一生を一生懸命に子孫を残すために残りの1周間を懸命に生きて行くんだろうな。
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