
いろんな国と国との外交で、もちろんスケジュールの都合
などで延期や中止も事前の調整がつかない場合は、当然ありうる事だ。
しかし、今回のことはほんとうに中国の礼節感を疑わざるをえない。
小泉首相を熱烈に支援しているわけではないが、さすがに日本国民として不快感
を感じる。
日本に来て、愛知万博やその他経済界の要人との会談は「中国への投資を促進するた
め」の外交辞令か。
それにしても、直前で1国の首相との会談を申し入れておきながら、ドタキャンとは…
あるテレビ番組で解説者が言っていたが、緊急の理由により会談をキャンセルするほど
の理由とは、…「そうですネ、戦争でも起こったらありえますね」
と言っていた。
それほどの、非礼を浴びせたのである。当の小泉首相は「話せば分かるのにね…」と
涼しそうに会見していたが、腹の中は煮えくり返っていることであろう。
靖国参拝の問題は、それほどの問題なのであろうか?
もちろん、私は中国国民でないので、その感情は理解できないが、
国内で反日愛国教育を行っている中国政府としては、靖国参拝を続行する小泉首相と
仲よく写真にでもおさまっては世論の批判をかわし切れないのではとの推測
もある。
そして、今後の交渉で有利に話を進めていく材料にすることもねらいなのであろう。
しかし、理由が「緊急の公務」と発表しながら、「そんな事は言った覚えはない」と
つっぱり
「靖国参拝を継続するトップと話し合う雰囲気が整わない」と訂正した。
なんと傲慢な態度だろう!
ほんとうに、駆け引きとはいいながら、失礼な話である。
正直靖国参拝に関しては、「小泉さんもやめてもいいのに…」と思っていた私も、
今度ばかりは、「意思を通してもいいのではないか、中国からの圧力で取りやめたと
なれば、また
なめられてしまうのではないか」と応援したくなるのである。
みなさんは、どう思われますか?

小泉首相との会談をドタキャンした呉儀・中国副首相
いつまで土下座外交、謝罪行脚を日本政府はやるのかと思ってました。小泉首相もやはり先の事を考えて大人の対応をしていると思います。タダ個人的にはもう少し中国に言うべき事は言ってほしいのですが。