X(旧Twitter)で登山家の野口健さんが活動の様子を上げている。
避難所だけでは行き届かない、避難所で凍えている人に寝袋とエアマット、女性の生活必需品などを届けていらっしゃる。女性の必需品は娘の絵子さんの提案で始めたそうだ。
どこからお金をもらっているわけでもない、全国の人の厚意で集まった寝袋を、自分で買えた分も無償で届けている。そのために、自身のヒマラヤ行きも中止したとのこと。
登山で野外で生活する経験をしている野口さんだから、知っている知識、経験もあって、寝袋を届け終わったら、ラップポンというトイレも届けるとのこと。避難所ではトイレもままならなく、においのせいで、躊躇する人も多いという。ラップポンがあれば、ラップの中に汚物がくるまれてにおいもシャットアウトして捨てればいいだけで、被災者の人にも喜ばれた。すばらしいものを考えつく人がいるものだ。
被災地まで片道5時間以上かけて行く、そして荷物を配り終えたら、とんぼ返り。往復10時間の運転は相当きついはずだ。それを毎日、毎日もう繰り返して1ヵ月半?常人ではできることじゃない。歌手のASKAさんからも大量の寝袋の寄付があったという、ASKAさんなりに思うところがあったのだろう。
道が悪く、ボランティアの受け入れもできない状態。インフラの水道工事の人も泊まる所がないから、平均して1日3時間ぐらいしか工事ができない。
完全復旧にはどのくらいかかるのだろう。
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