Marigold Sky

上野動物園のハシビロコウ&熱帯・温帯スイレン日記です。ブログ内の写真の無断転載を固くお断りします。 

乙女心

2010年01月22日 13時31分18秒 | ハシビロコウ
最近ハシビロコウ舎の網が何者かによってびりびりに破られる事件が頻繁に起こっています。
最初はマナーの悪い客が刃物で切り裂いたのかと憤慨してたんですが、飼育員さんに伺うと、どうやら動物園内に生息している野生動物(狸、ハクビシン)の仕業らしいです・・。

ハシビロコウが食べ残した池の魚を狙っているのか、ただ単に獣道になってしまったのか定かではありませんが、大きな時は一眼レフのカメラがすっぽりと入る穴が開いていました。

鉄の手すりづたいに移動しているのか、破れた箇所は同じ高さの位置に見られ、プランターの鉢底ネットみたいなもので覆ったり、同じ素材の紐で繕ったりと手間の掛かる作業が必要で、いつも大変だな・・・と思って眺めています。

この日も数箇所が破られており、繕うためにサーナの居た西の小屋前に飼育員さんがいらっしゃったら、嬉しそうな顔で飛んできました。

赤い矢印の手が飼育員さんです。











何度もお辞儀をするサーナ・・。でも網の補修が終了した飼育員さんはサーナに構うことなく行ってしまわれました。
それを首を伸ばして見送るサーナ

やはりいつものように、網に喰らい付いてました^^。










過去の関連記事はこちら。      

コビトカバ 親離れ順調そう・・

2010年01月20日 00時38分44秒 | 上野動物園
あれからエボニーとコユリはどうなったでしょうか・・。
三つある屋外展示場、真ん中との境の戸が閉められ、左端にエボニー、右端にコユリが居ました。










親から離された最初の日に柵で怪我した所です。
表皮がざっくりえぐられた鼻先の傷、まだまだとっても痛そう・・・。




午後見に行くと、再び母子が一緒に居ましたが、以前のような和やかなムードではなく、コユリが近づくと、母のエボニーは口を大きく開けて追い払うような仕草・・。
完全な親離れは近そうです。






昨年春に撮影した、コビトカバ2頭。
あの頃はネットが張られてなくて、柵の隙間に顔を突っ込んだり、挨拶を交したりしてました。コユリとエボニーにも将来こんな光景が見られるかな。


ハシビロコウの帰還

2010年01月16日 16時42分30秒 | ハシビロコウ
ハトゥーウェ(♂)が小屋に入れられたあとに、放飼場に出されるミリー(♀)、きょうは小屋に戻る時の様子です。
倒木の上で佇む事75分!!!  見ているこちらもかなり冷えました。 
あんまり寒いので、もう帰ろうかと思ったんですが、アフリカの鳥が頑張っているんだから、小屋に入るのを見届けてから帰ろう・・・と。
4時少し前に飼育員さんご登場♪
お待ちしてました~。

飼育員さんが近寄ると、対岸へ飛んで行ってしまったんですが、この時の画像はシャッター速度が遅くてダメ写真でした・・。
因みにこれです。 ちゃんとその場にあった設定かどうか、確認しながら撮っていればいいんですが、まだまだ修行が足りない・・・。今回のこのシーン、かなり悔やんでおります。


2:38p.m.


2:42p.m.


3:31p.m. シャッター速度:1/200秒


3:52p.m. 上の写真より明るいのは、シャッター速度が1/60秒と遅いからです。


3:53p.m.


3:54p.m.





暖かい小屋に戻るのが余程嬉しいのか、普段よりとっても速く歩いています^^。
小屋で餌の魚を数匹食べると、ランプの下に自ら移動。冷え切った体を温めているかのように、じっと動きませんでした。
画像はこちら

体の芯まで冷え切った私は、向かいのビバリウム(両性は虫類館)へ。
ここは本当に暖かくていいですよ♪ 

コビトカバ 母娘の別離、もうすぐ・・・

2010年01月15日 22時05分26秒 | 上野動物園
今夜は、娘(←大学生)&夫が新年会で夕飯要らない日♪

いつもなら、即上野動物園行きとなるんですが、予報では東京の最高気温が8℃だったので、来週、暖かくなってからにしようと、洗濯機が回ってる間、のんびりネットで上野動物園情報を探っていたんですね・・。

とあるブログにコビトカバのコユリの親離れが実験的に行われており、母娘の壮絶な光景が繰り広げられていた・・とありました。

流血騒ぎもあったそうで、ハシビロコウが放飼場に出ていなくても、コビトカバだけでも見に行かなくては!!と、洗濯物は帰宅してから干す事にし、防寒対策を万全にして出掛けました。

一眼もコンデジもバッテリーの充電がしてなくて、慌てて30分間だけ充電して・・。









顔に数箇所、右前脚の指に傷跡が・・・。
怪我が治ってから母子を離す事になったのか、きょうは右端の戸に茶色の何かを貼っていました。
他にも、柵で怪我しないように緩衝材が何枚も。
それを必死に眺めるエボニー・・・って、見えてませんね・・。








今は東山動物園に居る、コユリのお姉さん、コウメの時も母との別離が壮絶だったらしいです。
コビトカバには暫く目が離せませんね。




最高気温が8℃でもハシビロコウは放飼場に出されるんですね。ちょっと驚きです。
午前中、よく日が当たる時間は風も無かったので暖かかったんですが、午後に出されるミリーは寒そうで可哀想でした・・。


ハトゥーウェ


ミリー