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嫌いな級友アンケート

2010-06-29 11:10:29 | 日記
写真は未来への贈り物 「写真好きみんな仲間」
デザインフォトムービー Photo Produce の お茶目な今井です

本日の 中日新聞に「嫌いな級友アンケート」という見出しが
目にとまった

このアンケート 以前にもあったような・・・・
そして やはり問題化していた気がする

内容はこうだ
小学校4年の担当教諭は「好きな人」と「嫌いな人」の実名を
クラス全員に書かせ 1週間後に一番嫌われている男子として
実名を発表され いじめに遭い 後に別の小学校に転校したという・・・・

何故 こんなことが起きるのだろうか????

実は私の小学校5年生(41年前)の時大好きであった担任の先生も
この事例と同じように
「好きな人男5人・女5人」
「嫌いな人男5人・女5人」を記名でアンケートされた・・・・

その時の記憶が今でも残っている
何故こんなことをするのか? と同時に
何とか好きな人・嫌いな人を作り 記入しなくてはならないと思った
そんな思いが 深く心に刻まれている

幸いにも 公表されることはなかったが
クラスでおとなしい子の母親が 私の家に訪ねてきて
「一緒に遊んでやって欲しいと・・・・」頼みに来たのは
暫くしてからだった
別に断る理由も無く 「いいよ」と返事をしたことも覚えている・・・

私なりの憶測として

私の担当もこの件の担当教諭も クラスの人間関係を把握したかったのでは
なかろうか???
教師として クラスの運営に役立てたいと思ったのでは???・・・・と
同情する部分もあるが・・・・

だからといって このようなアンケートは現在では
全く 受け入れられないであろう・・・

子供の日頃の立ち居振る舞いを見ていれば解ろうに・・・

子供のいじめが無かったのに このことから
逆に嫌われている子を全体で意識させてしまった・・・・
そんなデリカシーが足りな差からの結果であることに 間違いはないと思う

教育委員会は
「結果を公表した事実が配慮に欠けた行為であり
 生徒・保護者に謝罪を申し上げ 再発防止に努める」との
コメントを発表したという

そして このコメントに母親は
「前向きな気持ちでの和解ではない」と語っているという

この報道で 学校側に重要なことが欠けていること
それは人権・・・
これを意識していれば このようなアンケートをとろうはずも無かったと思う
そもそもは このようなアンケートをすることに 学校側の
思いが見えてこない

悲しい結果であると思う