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定年制度と将来の姿は・・

2011-09-07 07:29:47 | 日記
写真は未来への贈り物  「写真好きみんな仲間」
デザインフォトムービー フォトプロデュース(Photo Produce)の お茶目な今井です

今月に58歳となる・・・あと僅か・・・で

20代の頃定年は55歳
それから40年近くの間に随分様変わりしてきた

何時しか60歳定年なり
年金の支給年齢も65歳になった

空白の5年・・・
働いていなければこの5年は預金を食いつぶすことになる

お金を使わなくすると同時に
就業先の確保 
或いは
起業することが必用となる訳だ

制度上年齢制限を求人条件に入れてはならない・・・という
文言がうたわれるようになったが

新卒者も就職が難しい時代
高齢者にとっても じつはそう簡単なことではない・・・

現在求人をする企業は
新卒で無い限り 即戦力を求めてくる

60過ぎの就業希望者にとって
自分の行ってきた経験は 同じ業界であっても
業務内容も手順もすべて違う・・ことは当然なことである

そこで新たに物事を覚えて行こうとすることは
60歳の年齢者にとって それはそれは大変なことなのである

その企業で現在就労中の社員と
同い年の新入社員と同じ生産性を求められても難しい・・・

人は同じ環境の元にあって初めて経験が生きる
違った環境の中で就労していける人は 
1割程なのであろうと想う

国がいくら65歳定年を唱えても
通用する人は定年後もその企業に就労できる
ごく限られた人のみになってしまう・・

ここで就労者にとって 
これまでにあった終身雇用制度の
素晴らしさがよくわかる

終身雇用のない定年制度は
企業にとっては断然優位になり

企業が職人芸のような熟練者を確保することは大切なこと

企業が即戦力を求めば
試用期間で人は入れ替えることができる
そして 契約社員として入れ替えれれば
給与を押さえることも
社員の人数の調整も容易になる

就労者にとっては・・・
就業規則で60歳再雇用制度を取り入れても
65歳定年とうたっても・・・
それは 
終身雇用を前提としない限り
就労の最後を決定したに過ぎない

いくら長生きをできたにしても
人は55歳までが・・・就労の旬であろうと想う

それ以後は・・・
健康を維持するためのものや
社会への貢献・・に使う
それは技能の継承であったり経験を生かしたり・・でよいと思う

あくまでも 生活のための就労は
人を追い詰め
将来への希望も 貢献も 消費も
亡くしていくことになろう・・・

誰もそんな時代を望んでいないと思うのだが・・・