弘前で思い浮かべるのは、弘前城とその周辺の桜、残念ながら2月桜は咲いておらずその代わり、大雪が迎えてくれた。
政府は新成長戦略の一つとして、観光立国の推進を位置づけ、2020年はじめまでに2,500万人、将来的には3,000万人を目標に海外からのインバウンド施策を重視した観光振興に取り組むことにしています。高速道路、新幹線、航空機利用の総合的な視野が求められています。その中で「弘前市アクションプラン2010」の1つで東北新幹線青森駅開業と弘前城築城400年を絶好の機会と捉え実効性のある観光施策を展開することにした。
観光客が魅力に感じるのは、そこに暮らす人々の生活文化そのもの、特に外国人にとっては非日常であり、特に津軽地域に残る文化は観光資源になると思う。そしてそれを体験し、ふれあい、「弘前感交推進劇場」として感動と交流をしてもらうというのがコンセプトである。「りんごの木の下でりんごの花見を楽しむ」、「岩木山八合目からの夕日の眺め」、「カクテルの街弘前」、とネーミングに工夫が見られる。
東北新幹線青森駅から、30分と決して交通の便が良いわけではなく、足利と似ているところがある。海外に行って見てみたいのは、その地域の生活、そこのお祭、東京のような街は世界中どこにでもある。そしてそこに住んでいる住民からのおもてなしだと思う。
「映像の街」として足利市も観光を掘り起こしていこうと施策を練っている。映像でPRし、それから、どういう体験を足利市でしていただくか、普段私たちが当たり前のように行っていることが、観光の資源になるのだと思う。東北の地域から、観光のヒントがたくさんあるように感じる。