荻原 久雄   おぎわら ひさお

足利に元気を
  そして新しい未来へ

足利市議会議員

公共施設マネジメント 3

2023年03月29日 | コラム

 この写真は 足利市民会館の緞帳(どんちょう)です。

 

 

 公共施設再編計画では、短期、中期、長期と時期を区切って、施設の集約化や複合化などを計画しております。

 

 私は、これからの公共施設を考えるとき、公共施設の役割とは何か、今まであったから、これからもあって当たり前というのではなく、本当にその公共施設がこれからも本当に必要なのか、その施設の機能や役割は、時代の流れの中でもう終わりを告げたのではないか、といった視点が非常に大切であると考えております。

 

 また、再編は将来も見据え、本市全体を見まわし、それぞれの地域が持つ地理的な特徴や、社会的な特徴にも考慮しながら、具体的に実行していくことも効率的かつ効果的な公共施設のマネジメントに資すると考えております。

 

 足利市公共施設再編計画では、短期の方向性2020年~2025年は実施計画進行中です。2026年から中期の方向性が計画されていて、公民館の複合化、小中学校の集約化、消防団詰所の集約化が決定されています。

 

 それではどの様に進めていくのか、どの様に市民に理解していいただくのか最重要課題であります。少子化の中、2021年と2022年の出生数は約700人という事実があります。5年後に700人の新入生が22の小学校に入学することになりますが、平均1学年約30人になります。11年後には11の中学校に平均約63人が入学します。できる限り早く、集約化の実施計画を策定する必要があります。私はここから、公共施設の再編を始める必要があると思います。

 


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