とても寒い日。月曜のヨガがあって、雪が降ったら行けないなぁ、それならそれでもいいか…と布団の中でちょっと考えた。というのは、今日は役員決めの話し合いが持たれる予定の日なのでした。電話で打診されて、ちょっと調子にのって色よい返事をしてしまって、あとからおおいに不安になって二週間もどうしようどうしようと考えていたおバカさん。こんな自分がつくづくイヤになります。それで、結局はしっかり者の方が、わたしが考えていたこと、言おうと思っていたことを全部言ってくれて、ルール決めをしましょうという、いい方向にまとまりました。もしかしたら引き受けることになるかもしれないけれど、ルールが決まってしまえばそれに則って役員を回すだけなので、自分で次の人を探さなければという不安はなくなるのです。つまらないことですが、自由気ままにやりたいことしかしない(めんどうなことからはできれば逃げたい)おばちゃんのグループにおいては、各自が責任を負うというルールは大事なのです。今日の話し合いで、長い間抱えていたストレスがだいぶ解消されてうれしい。
ローズマリーに雪が積もった すこしだけど
さて、この土日大阪に行ってきました。夫も一緒で、大阪の実家に泊まりました。わたしは土曜日は定期的に行っている眼科の診察。そのあとオカーサンと三人でお昼を食べて、オカーサンがいつも歩きに行っている昭和山という人工の山まで散歩に行きました。緑がまったくないそのあたりでは貴重な、樹々の下を歩けるスポットです。姿は見えないけれど、いろんな鳥の声がしていました。結婚して四年間、小さな家や古いアパート、小さな鉄工所などがぎっしり立ち並ぶせせこましさに、アップアップしていたわたし。そこで暮らす人たちにはつつましくも豊かな日々の暮らしがあることを今なら想像できるのですが、当時のわたしはその無味乾燥な景色にいつまでたっても慣れずにいたのです。
歩いているときに「住めば都で、今は岩手がなくてもいいやろ」とオカーサンが言って、その質問の意図がわからないまま「でも故郷はやっぱり生まれて育った岩手だよ」と答えました。なにが言いたかったんだろう?いろいろ思惑があって(?)の質問だと思いますが、モーソウがモーソウを呼ぶので考えないことにします。大阪のおうちは建物が古くて、「夏を旨」としているのか冬が極端に寒くてじっとしていられないので散歩に出たのに、坂道を負けじと歩いたり、言い返したり、なんだかオカーサンとの意地の張り合いみたいになってしまいました。普段どれだけ自分がのうのうと我がまま気まま放題に暮らしていることか…大阪に来るとよくわかります。
夕ご飯は大根サラダやギョーザを作って、弟くんやその子どもたちも交えて食べました。今度六年生になる甥っ子くんはサービス精神旺盛なので、おっちゃんと比べるとあまり愛想のないわたしにも気をつかってくれます。前にわたしが猫好きだとわかってからずっと、関西で流れている猫のおやつのコマーシャルの映像を見せてあげようと思っていてくれたらしく、今回スマホで見せてくれました。それはいなばのチャオチュールという商品。「チュールチュール、チャオチュール」というコマーシャルソングにのって、一般から投稿された猫ちゃんの映像が次々に流れます。これ、東海地区では流れていなくて見たことがありません。棒状のレトルトパウチのおやつを持っている猫が可愛くて、猫好きのポイントをついているコマーシャルでした。チュールチュールというフレーズが、ゆうべ、今日の役員決めのプレッシャーであまり眠れなかったわたしの脳のまわりをグルグルとエンドレスでリフレインされていて、ついでに増殖する猫の映像も瞼の裏に浮かんでいたのです。こんなに入り込んでくる映像もこわいけど。
画像お借りしました
日曜日は神戸に寄り道して帰ってきました。阪神電車で神戸へ。電車に乗っても元町を歩いてもどこもかしこも寒かったので早く帰りたかったのですが、夫の古本探しにすこしだけつき合いました。わたしは絵本(しろいうさぎとくろいうさぎは300円)とかすごく古い刺繍の本とか、堀文子さんの画文集(500円)とか見ていました。とにかく寒くて我慢できなくなったので、夫に古本探しは切り上げてもらって暖かいところでお昼ご飯を食べることにしました。
いつもだったら、神戸といえば風月堂本店のレストランでゆったりとわたしは魚料理、夫は肉料理のランチをとるのですが、昨日は浮気をしてしまい、バームクーヘンのユーハイムのレストランに初めて入ってみました。そしたらなんだか、すごくせわしない。席の案内もそこそこに注文をとるのもせわしなく、ビーフシチューを頼みましたが、待っている間にも、風月堂のレトロな空間で時間をかけて選んだり食べたりできる雰囲気が懐かしくなりました。お料理が運ばれてきて、ビーフシチューを食べているときに、あろうことか、最近ではめったに起こることのなかった片頭痛が起きて食事どころではなくなりました。(デザートまで全部食べたけど)
それでも、本店でしか買えない「マイスターの手焼きバウム」を量り売りで200g買って、夫は風見鶏のパッケージが神戸らしい関西限定のチョコバームも買って(職場用)家路についたのでした。やれやれ…
フレッシュな感じがする…ような
ローズマリーに雪が積もった すこしだけど
さて、この土日大阪に行ってきました。夫も一緒で、大阪の実家に泊まりました。わたしは土曜日は定期的に行っている眼科の診察。そのあとオカーサンと三人でお昼を食べて、オカーサンがいつも歩きに行っている昭和山という人工の山まで散歩に行きました。緑がまったくないそのあたりでは貴重な、樹々の下を歩けるスポットです。姿は見えないけれど、いろんな鳥の声がしていました。結婚して四年間、小さな家や古いアパート、小さな鉄工所などがぎっしり立ち並ぶせせこましさに、アップアップしていたわたし。そこで暮らす人たちにはつつましくも豊かな日々の暮らしがあることを今なら想像できるのですが、当時のわたしはその無味乾燥な景色にいつまでたっても慣れずにいたのです。
歩いているときに「住めば都で、今は岩手がなくてもいいやろ」とオカーサンが言って、その質問の意図がわからないまま「でも故郷はやっぱり生まれて育った岩手だよ」と答えました。なにが言いたかったんだろう?いろいろ思惑があって(?)の質問だと思いますが、モーソウがモーソウを呼ぶので考えないことにします。大阪のおうちは建物が古くて、「夏を旨」としているのか冬が極端に寒くてじっとしていられないので散歩に出たのに、坂道を負けじと歩いたり、言い返したり、なんだかオカーサンとの意地の張り合いみたいになってしまいました。普段どれだけ自分がのうのうと我がまま気まま放題に暮らしていることか…大阪に来るとよくわかります。
夕ご飯は大根サラダやギョーザを作って、弟くんやその子どもたちも交えて食べました。今度六年生になる甥っ子くんはサービス精神旺盛なので、おっちゃんと比べるとあまり愛想のないわたしにも気をつかってくれます。前にわたしが猫好きだとわかってからずっと、関西で流れている猫のおやつのコマーシャルの映像を見せてあげようと思っていてくれたらしく、今回スマホで見せてくれました。それはいなばのチャオチュールという商品。「チュールチュール、チャオチュール」というコマーシャルソングにのって、一般から投稿された猫ちゃんの映像が次々に流れます。これ、東海地区では流れていなくて見たことがありません。棒状のレトルトパウチのおやつを持っている猫が可愛くて、猫好きのポイントをついているコマーシャルでした。チュールチュールというフレーズが、ゆうべ、今日の役員決めのプレッシャーであまり眠れなかったわたしの脳のまわりをグルグルとエンドレスでリフレインされていて、ついでに増殖する猫の映像も瞼の裏に浮かんでいたのです。こんなに入り込んでくる映像もこわいけど。
画像お借りしました
日曜日は神戸に寄り道して帰ってきました。阪神電車で神戸へ。電車に乗っても元町を歩いてもどこもかしこも寒かったので早く帰りたかったのですが、夫の古本探しにすこしだけつき合いました。わたしは絵本(しろいうさぎとくろいうさぎは300円)とかすごく古い刺繍の本とか、堀文子さんの画文集(500円)とか見ていました。とにかく寒くて我慢できなくなったので、夫に古本探しは切り上げてもらって暖かいところでお昼ご飯を食べることにしました。
いつもだったら、神戸といえば風月堂本店のレストランでゆったりとわたしは魚料理、夫は肉料理のランチをとるのですが、昨日は浮気をしてしまい、バームクーヘンのユーハイムのレストランに初めて入ってみました。そしたらなんだか、すごくせわしない。席の案内もそこそこに注文をとるのもせわしなく、ビーフシチューを頼みましたが、待っている間にも、風月堂のレトロな空間で時間をかけて選んだり食べたりできる雰囲気が懐かしくなりました。お料理が運ばれてきて、ビーフシチューを食べているときに、あろうことか、最近ではめったに起こることのなかった片頭痛が起きて食事どころではなくなりました。(デザートまで全部食べたけど)
それでも、本店でしか買えない「マイスターの手焼きバウム」を量り売りで200g買って、夫は風見鶏のパッケージが神戸らしい関西限定のチョコバームも買って(職場用)家路についたのでした。やれやれ…
フレッシュな感じがする…ような