アリスのウサギをゆっくり作っています

緊急事態宣言が延長されて、９月いっぱいはヨガもお習字も図書サポーターの活動もなく、巣ごもりの生活が続きます。山形の妹は日曜日に２回目のワクチン接種が済んで、昨日から７度５分ほどの熱が出てだるさがあるらしい。それでも自営の木工所の仕事（妹はCADと経理、総務）をバリバリこなして、家族のご飯も作っているのです。「ちょっと体調わるい方が仕事に集中できる」とか言っている妹。なんだか心配です。今日あたりは熱も下がったかな。

今朝から雨が降っているけれど、散歩に行ってきました。

おじさんの小さな畑に白い彼岸花が咲いていました。

ツルボも咲いています。この花は初めて知った花。朝の散歩でずいぶん野の草花に目が行くようになって、知らない花があることも知って、ちょっと世界が広がった。

いつも散歩の途中で、自転車をこいで坂道をあがっていく東南アジア系の男性のグループに出会います。同じエビ茶色のユニホームを着て元気におしゃべりしながら自転車をこいでいます。きっと隣の町までの長い距離をずっとこいで行くんだな。雨の日はどうするのかな…と思っていたら、今朝は自転車通勤は一人だけ。フードにスパイダーマンの顔、コートに蜘蛛の巣が大胆にプリントされた合羽を着ていました。スパイダーマンが走ってるのかと思って、一瞬目がまん丸になりました。散歩は、こんなふうにわたしの脳に刺激を与えてくれることもあるのです。


サーモンピンクのバラ　ムクゲの陰でひっそりと咲いていた

さて、アリスの物語の冒頭の場面に出てくる懐中時計を持ったウサギです。昨日までに下書きから画用紙に描き写し、切り抜いて、スーツやチョッキなどを丁寧に作りました。細かいディティールがいかにも英国という感じで、作っていて楽しいです。

今日の午前中は懐中時計や傘などの小物を制作。昨日作った懐中時計は小さかったので作り直しました。なんといっても大事な小道具なのだからすこし目立つ方がいいでしょう。チョッキのポケットに入らないサイズになったけれど、誰も気にしないだろうし。
時計の金鎖をハサミでチミチミ切ったり、針を本のとおり10時35分に合わせたり、あいかわらず変なこだわりから抜け出せず、とても目が疲れました。

表情はアリスも作って全体の配置が決まってから作りましょう。

夜になりました。雨がやむことのない一日でした。今もまだしょぼしょぼと降り続いています。ちょっと気になることがありました。

リビングの大きな窓を覆う朝顔のネットにアゲハ蝶がとまっています。雨が降っているのに翅を広げたままじっとしています。これは背中（？）側。翅でいえば表側。

翅の裏側からも撮ってみた。雨宿りしている蝶は翅を閉じて葉っぱの裏などに隠れているのが普通なのに、どうして広げたままなのかな。濡れそぼっているけれど大丈夫なのかな。羽化したての蝶だったのでしょうか。翅が乾かないまま雨に降られたのかもしれません。

夕方5時になったら翅をたたみました。このままウチの朝顔ネットで夜を明かすみたいです。明日の朝は元気に飛び立つかな。


ハイビスカス・ローゼルがやっと咲きました。朝開いて昼には花がしぼみます。花後の実（？）がお茶になるので、秋の終わりぐらいに試してみようと思います。
台風が来ているのでしばらく雨が続くらしい。どこにも被害が出ませんように。