なんかカールしてる

良いことあったら、ちょっとおしえましょう。

岩手への旅 二日目後半

2019-08-20 17:16:00 | 日記
お盆休みも終わったことだし、通常モードにシフトしなくては。昨日から夫のお弁当作りも再開。
勘がもどってこなくて、時間ばかりかかります。ご飯をいつもの圧力鍋じゃなくて土鍋で炊いているせいもあります(圧力鍋が壊れたー)。伊賀の丸柱の土楽さんの土鍋はジャム作りに活躍していますが、ご飯を炊くのも優秀(当たり前だけど)。三合炊くとおこげができるので、二合ずつ二回炊いています。面倒なんだけれど、おいしいからまぁいいか。
  無農薬の赤紫蘇でシロップを作った。クエン酸も入れて夏バテ防止。炭酸で割ると美味しすぎて、飲み過ぎて太った。OH! NO!

会津若松のさなえちゃんから無農薬有機栽培のミニトマトをいただいたのはお盆前でした。チャルジョウ農場のミニトマトは味が濃くてとてもおいしかった。栄養的にも優れているようで、長旅をしてきたわたしたちのカラダに元気を与えてくれました。
  きれい

   そのお返しにお菓子と奈良の白雪ふきんを送ったのですが、昨日お礼の電話がきて、お孫ちゃんたちが電話口で声をそろえて「カールちゃん(仮名)ありがとー」と言ってくれました。かわいい。母性本能(もはや祖母的本能)がくすぐられる。ああ、このかわいいお孫ちゃんたちに、もっといいものをあげれば良かった、とその後数時間、くよくよと後悔しました。
 ミニトマトカードも作って同封
   
   もうはるか彼方のことのようですが、岩手への旅二日目後半です。
8月4日   わたしたちの故郷の町を離れる前に立ち寄ったのは「石と賢治のミュージアム」。ずっと妹とわたしの二人で行動しているように書いていますが、夫もずっと一緒で、運転手としてあちらこちらとわたしたちのわがままにつきあってくれています。

 ミュージアムのホール部分 鹿踊(ししおどり)の装束が展示されています

    駐車場に車を止めて出たところで、女の方が二人「三重からですかー」とお声をかけてくださいました。すると妹が「もしかしてsachieちゃん?」と興奮した様子で訊いています。どうも小学生のとき仲良しだった子の妹さんのようです。sachieちゃんというお名前はわたしも知っていました。この町に住んで、イラストレーターとして活躍されていることも。妹はもちろんですが、わたしも、彼女が生まれ育った、森の中の素敵なおうちに、彼女のお父様に招かれて伺ったことがあるのです(高校生のころかなぁ)。
 駐車場の脇にきれいな小川が流れていた この花は何?
    もうお一人の方はピアノの先生をされていて、音楽イベントに関わったりされているようです。
伺ってみると、この方の嫁ぎ先は「紫雲石硯」を作られている製硯師(せいけんし)さんのお宅とのこと。わたしはここでも二十歳ごろにお会いしたことのある、ある方を思い出しました。若いわたしには、その方を「硯を作る名工だ。」と紹介されてもピンときませんでしたが、ずっと覚えているところをみると、どこか只者ではない迫力のある方だったのでしょう。お話から察すると、お会いしたのは、ピアノの先生の旦那様のおじいちゃんである可能性が高いです(推測ですが)。
 色とりどりの百日草 こんぺいとうみたい
    なんだか不思議な出会いをすることができて、妹もわたしもキモチがうわずってしまい、ハイテンション姉妹としてお二人の記憶に残ったかもしれません。恥ずかしい。お二人の名刺をいただいて、岩手のお友達ができたみたいな気分になりました。やっぱり「石と賢治のミュージアム」に来てよかった。
    岩手の実家は、年々ただの建物になっていくし、山の畑なんか半分竹藪になっていたし、そんな有様を見ると、わたしたちの思い出も色あせて寂しいきもちになってしまいます。でも、この町に暮らす人たちと会うことで、また故郷が鮮やかな現実の場所として、ココロの中に残っていくような気がします。誰か素敵な人に出会えそうだから、きっとまたここに来ると思うな。
 すぐ横を大船渡線が通っています
    ミュージアムで、鉱石好きの妹は小さい琥珀を買いました。9000円もしましたが、妹が言うには「小さな小さな虫が入っていたので値打ちものだ」ということです。遺伝子を取り出したら昔々の虫が蘇るの?(結局現代でも生きている虫だったりして)

     この後、仙台まで車を走らせて仙台のおじさんのところにごあいさつ。そして、妹がお待ちかねの猫ちゃんのいる秋保温泉「ばんじや」さんに向かいます。
 ばんじやさんのたまちゃんは、保護猫で耳が桜の花びら

 猫好きのわたしがひくほど妹はたまちゃんにメロメロだった

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