なんかカールしてる

良いことあったら、ちょっとおしえましょう。

本当の夏でしょう。

2016-07-31 13:48:16 | 日記
 だいぶ前に梅雨明けしたことになってましたよね。でも実際はおとといぐらいじゃないかしら?
だって、今日は、今までにないぐらいのピッカピカの青空で、午前中から室内も三十度近いのです。これぞ梅雨明けという感じのお天気になって、本当の夏が到来です。

 小さく飛行機が 見える?

 夫もいないので(今日は神戸の古本市へ)、午前中はなんとなくやることもなくダレーっとしていましたが、旅に出る前に冷蔵庫のものを片付けないと!と思い、野菜を手当たり次第に料理していきました。

 少し前はキュウリをいろんなところからたくさんいただきましたが、今はどうも茄子とピーマン、ミニトマトの時代のようです。頂いた野菜を無駄にするのは許しまへん!ということで、茄子とピーマンの肉みそ炒めを途中まで作り(ピーマンは色が変わるからあとで入れよう。みそもそのとき)、ミニトマトを全部使って玉ねぎとしめじといっしょにして、トマトソースを作りました。お昼はこれにソーセージを加えてパスタに。小松菜も茹でて、ゆがいたササミとあえて、夕食の一品にします。
簡単なものばかりだけれど、冷蔵庫からどんどん野菜が活用されていくのはなんか気持ちいいです。(自己満足!)



 昨日NHkBSで、「寅さん 何を考えていたの? 渥美清・心の旅路」を観ました。風天(フーテン)の
俳号で、渥美さんは270もの俳句を詠んだそうです。その中から渥美さんにゆかりのある人たちが、句を
選び紹介されました。俳句を通して渥美さんの心のうちを読み解く番組でした。

どれも良い句でしたが、なんとなくものさびしく、小さいものや弱いものへの慈しみが感じられる作品が
多かったようです。

  秋の野 犬ぽつんと 日暮れて

渥美さんは若いとき、結核の手術をして療養していたのですが、その時一緒に入院していた方が、このときの渥美さんの逸話を紹介していました。
飼い主に捨てられたような犬が原っぱにいて、渥美さんが「ポチ、ポチ」と呼び掛けても犬は知らんぷり。そこで渥美さんは「もしくは、シロ?」と言ったそうです。そしたら、その犬は尻尾を振って喜んだというお話。

「もしくは…」がいいですよね。言葉の使い方が知的で、可笑しみがあります。今は一人ぼっちの犬にも、かつてはシロと呼ばれた日々があったのですね。面白いような、でもすごく悲しいような。

  コスモスひょろり ふたおや もういない

これはすごくさびしいな。

 泣いちゃうよ



 

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