本当の梅雨明けって昨日だったのではないかしら?だって今日の空の色、雲のむくむく感、乾いた風の感じ、そして一斉に鳴きだした蝉。夏休みー!といった突き抜けたものがあります。
今日は朝四時に目が覚めてしまい、どうせなら涼しいうちにと思い五時から散歩に行きました。朝やけが残っていて、ピンクの雲をながめながら夫と出発。
まだ五時なのに自転車の高校生と出会います。制服姿でしたが髪型と日焼けした顔で野球部だなとわかりました。県大会の試合のため、早くから集合するようです。(試合は勝ってベスト4に)
いつものワンちゃんが、朝ご飯の時間はまだまだなのに、玄関を一心にみつめてご主人が出てくるのを待っていました。みんな夏の朝は早起きになってしまうようです。
田んぼの真ん中の道を歩いていて、水蒸気を含んだ雲のあたりに虹が出ているのを発見しました。セッカという鳥の声も聞こえます。姿は見たことがありませんが、いつもヒッヒッヒという声が聞こえていて、その声の主が誰なのか気になっていました。夫が調べてくれて、やっとわかりました。ちょっとスズメに似ているけれど、もっと小さい鳥。いつか姿を見てみたいです。
ウチの庭では、昨年セール品の球根を植えて、今年はもう咲かないとあきらめていた百合が小さく小さく咲きました。立派でもない季節はずれの百合ですが、翅を傷めてヨレヨレのセセリチョウが蜜を吸っていました。無駄なことがひとつもない、とちょっと感動。
水曜日には、三重県立美術館で開催されている「いわさきちひろ展」へ。
こどものころからアンデルセンの童話の挿絵などで観ていたと思うのですが、すごく好きになったのは高校生のころ。大学生になって東京のちひろ美術館へ行き、何年か前には安曇野の美術館へも行きました。水彩でぼかした技法をまねしてみたり、黒目がちのこどもを同じように描いてみたりしていました。
ぼかしの技法を取り入れた体験コーナー。おばちゃんなのに一歩踏み出すごとに鳴る音と色が楽しくて、かなり自由に踊って(?)た。
ちひろさんの白抜きの技法を使った絵の世界に入り込めるコーナー。次々と絵が変わり、色も幻想的でステキです。
ちひろさんは、生後二か月の息子さんの猛さんと離ればなれに暮らさざるをえなかった時期があったようです。仕事をする傍らにいつもその息子さんの寝顔を描いた絵を置いていたとのこと。その絵をよく見てみると、小さく小さく鉛筆で「私の可愛い猛」と書いてありました。その言葉をみつけたときに、当時のちひろさんの気持ちを思って胸がきゅっとなりました。
昨日、勢和図書館で、息子さんの松本猛さんが著したいわさきちひろさんの評伝を借りてきました。素顔のちひろさんを少しは知ることできるでしょうか。これを読んで、もう一度「いわさきちひろ展」を観に行きたいと思います。
最後に先週の日曜日に行った二見しょうぶの森の古代蓮を。
今日は朝四時に目が覚めてしまい、どうせなら涼しいうちにと思い五時から散歩に行きました。朝やけが残っていて、ピンクの雲をながめながら夫と出発。
まだ五時なのに自転車の高校生と出会います。制服姿でしたが髪型と日焼けした顔で野球部だなとわかりました。県大会の試合のため、早くから集合するようです。(試合は勝ってベスト4に)
いつものワンちゃんが、朝ご飯の時間はまだまだなのに、玄関を一心にみつめてご主人が出てくるのを待っていました。みんな夏の朝は早起きになってしまうようです。
田んぼの真ん中の道を歩いていて、水蒸気を含んだ雲のあたりに虹が出ているのを発見しました。セッカという鳥の声も聞こえます。姿は見たことがありませんが、いつもヒッヒッヒという声が聞こえていて、その声の主が誰なのか気になっていました。夫が調べてくれて、やっとわかりました。ちょっとスズメに似ているけれど、もっと小さい鳥。いつか姿を見てみたいです。
ウチの庭では、昨年セール品の球根を植えて、今年はもう咲かないとあきらめていた百合が小さく小さく咲きました。立派でもない季節はずれの百合ですが、翅を傷めてヨレヨレのセセリチョウが蜜を吸っていました。無駄なことがひとつもない、とちょっと感動。
水曜日には、三重県立美術館で開催されている「いわさきちひろ展」へ。
こどものころからアンデルセンの童話の挿絵などで観ていたと思うのですが、すごく好きになったのは高校生のころ。大学生になって東京のちひろ美術館へ行き、何年か前には安曇野の美術館へも行きました。水彩でぼかした技法をまねしてみたり、黒目がちのこどもを同じように描いてみたりしていました。
ぼかしの技法を取り入れた体験コーナー。おばちゃんなのに一歩踏み出すごとに鳴る音と色が楽しくて、かなり自由に踊って(?)た。
ちひろさんの白抜きの技法を使った絵の世界に入り込めるコーナー。次々と絵が変わり、色も幻想的でステキです。
ちひろさんは、生後二か月の息子さんの猛さんと離ればなれに暮らさざるをえなかった時期があったようです。仕事をする傍らにいつもその息子さんの寝顔を描いた絵を置いていたとのこと。その絵をよく見てみると、小さく小さく鉛筆で「私の可愛い猛」と書いてありました。その言葉をみつけたときに、当時のちひろさんの気持ちを思って胸がきゅっとなりました。
昨日、勢和図書館で、息子さんの松本猛さんが著したいわさきちひろさんの評伝を借りてきました。素顔のちひろさんを少しは知ることできるでしょうか。これを読んで、もう一度「いわさきちひろ展」を観に行きたいと思います。
最後に先週の日曜日に行った二見しょうぶの森の古代蓮を。