なんかカールしてる

良いことあったら、ちょっとおしえましょう。

アゲハの避難場所

2020-04-17 12:12:59 | 日記
昨日は借りていた本の返却日だったので、勢和図書館へ。コロナ対策で、本を返したり借りたりはできるけれど、座って閲覧したりするのはだめなんだって。窓が開放してあって、司書さんも一人。わたしの他には親子連れが一組で、なんだか寂しいな。

 今回はこのようなラインナップ

    庄野潤三さん、佐伯一麦さん。わたしとしては珍しく、男性作家さんの本が入っています。前回借りた「彼岸の図書館」は延長していただきました。時間はたっぷりあるのに、そわそわしていて、キモチが本に向き合えていなくて。

    歩くという目的もあったので、図書館を出たあと、まめやさんの奥のビオトープに行ってみました。カエルの団体が盛大に鳴いていましたが、わたしたち(お供の息子とわたし)が近づくとピタリと鳴き止みます。息をひそめて気配を消している。ビオトープの中ではおたまじゃくしがうごめいています。たくさんのトンボが翅をきらきらさせながら飛び交っていて、「トンボって何を食べるんだっけ?」「蚊とか小さい虫じゃない?」「ヤゴのときの方が肉食だね。」などと話しながら歩きました。杉の林に囲まれているこの場所は、遠慮なく深い呼吸をするのにちょうどいい。 

 新緑がまぶしい カエルの合唱が谷にこだまする 

    一昨日のことも書いておこう。漢方の先生のところで血圧がぴょーんと上がってから二週間経ったので、その後の経過の報告に伺いました。二週間の血圧の変動の記録をみていただいて、「いいですね」と言われたのですが、先生に測っていただくと、やっぱりぴょーんと上がるのです。「長いこと通っていて、なんでそんなに緊張するの?」と先生。そう言われてもどうしようもないのです。こういう性格(そうならないといいな、と思うと余計にキンチョーする)なんだもの。お守りがわりにまた同じお薬を処方していただいて帰ってきました。

 ロマンチックゾーンが今、だいぶかわいい

    一昨日(15日)の朝、花に水をあげながら、漢方の先生のところに行こうかなどうしようかな(できれば行きたくない)…と考えていたときに、小さな来訪者を発見しました。



    今年初めてのアゲハ蝶です。ずいぶん小さくて、たぶんさなぎから羽化したばかりでしょう。翅をたたんで、ローズマリーの枝に隠れてじっとしています。雨も風も強いときをしのいで生まれてきたのかもしれません。右の翅のはじっこが内側に、左の翅が外側に、わずかに曲がっているようです。



    30分後には翅を広げていました。気温が上昇して身体が動くのを待っている様子。お昼近くになると、もう姿はありませんでした。どこかに飛び立っていったようです。漢方のお医者さんに行くのを渋っていたけれど、なんとなぁく背中を押された感じ。

    アゲハがとまっていたローズマリーはもう20年ぐらいの老木で、年々枝が枯れていって、今年はわずかに二枝ぐらいしか花がついていなかったので、花が終わったら切ろうかなと思っていたのでした。そんな老木がアゲハの赤ちゃんの避難場所になっていたんだな。とりあえず、切らずに様子をみてみようかな。(こうして庭は、ますますワイルドに)

 広がるに任せたままのアジュガ

 もしやアイスランドポピー?と思って見守っていたけれど、やっぱり外来種のナガミノヒナゲシ  

 シラーカンパニュラ 釣鐘のようなカタチが愛らしい                   

    

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