今週の月曜日、お休みの夫と市内の農業公園に行きました。秋のバラが咲いていい香りがしています。春より少し小ぶりですが、さまざまなバラが彩りを競っていました。
薄くピンクがかったベージュで小鳥の羽のような花弁がステキ
フジバカマの咲く一画に季節はずれのアゲハ蝶がひらひらしているな、と思って近づいてみると、それは憧れのアサギマダラでした。一頭だけいっしょうけんめいフジバカマの蜜を吸っています。
過去に何度か美杉まで行ってその姿をカメラにおさめようとしていたわたしたち。こんなところで出会えるとは思っていませんでした。興奮して何枚も撮らせてもらいました。翅を広げた瞬間も一枚。
よく見ると左側の翅が傷んでいます。南へ向かう群れからはぐれてしまったのでしょうか。なんだか追い掛けまわして申し訳なかったな。ゆっくり休んでいるところだったのかもしれないのに。
その前日の日曜日は3年ぶりに開催された伊勢河崎の一箱古本市に夫と出かけました。
かつてはわたしたち夫婦も出店して、人見知りで無愛想な店主として瀬田川を眺めながら座っていました。ウチでいらなくなった本を集めて並べていて、そこから間違っていました。おススメなので誰かに読んで欲しい、もしくはこの並べている本について誰かと語りたい。そんな気持ちで出店しなければいけなかったのです。今になってコンセプトを理解するなんて遅すぎます。
最近はわたしは古本市では絵本をめあてに行くことにしています。今回はマーガレット・ワイズ・ブラウン作の「どこへいってた?」を一冊買いました。それから、わたしとしてはとてもめずらしいのですが、あんまりステキだったので買ってしまったものがもうひとつ。
それは麻布で作られたちいさな手提げです。たんぽぽの綿毛が精密に刺繍されています。作者である店主さんにお聞きすると、大きな植物図鑑を出してきて「この図をそのまま刺しました」と、なるほどそっくりなたんぽぽの絵を見せてくださいました。とても大変だったとのこと。ブースをひとめぐりした後、やはり戻って購入したのです。つい店主さんのお名前をお聞きしてしまいましたが、後になって失礼だったのでは…と反省しました。でも、なにか店名でも作家のお名前でも知って使うほうが、より親しいものになる気がするのです。
mikasaのお皿(デッドストックのもの)が写っていますが、これは一枚百円だったのです。同時に行われていた「だいどこ市」で三枚買いましたが、もっと掘り出し物があった雰囲気。まぁ、ちょっとだけ買って大いに満足するのはいつものことで、これで十分楽しかったのです。
偶然の出会いでいろんな方とおしゃべりしたのもずいぶんひさしぶりのこと。こういう楽しみを忘れていたなぁ。
最後に毎年行かずにはいられない勢和村の銀杏を。メタセコイアと大きな銀杏の樹が並んで立っていて、この樹の下から空を見上げるとどういうわけかキモチが落ち着きます。このときは緑がかっていましたが、今ごろは黄金色に輝いているでしょうか。また行ってみたいと思います。
薄くピンクがかったベージュで小鳥の羽のような花弁がステキ
フジバカマの咲く一画に季節はずれのアゲハ蝶がひらひらしているな、と思って近づいてみると、それは憧れのアサギマダラでした。一頭だけいっしょうけんめいフジバカマの蜜を吸っています。
過去に何度か美杉まで行ってその姿をカメラにおさめようとしていたわたしたち。こんなところで出会えるとは思っていませんでした。興奮して何枚も撮らせてもらいました。翅を広げた瞬間も一枚。
よく見ると左側の翅が傷んでいます。南へ向かう群れからはぐれてしまったのでしょうか。なんだか追い掛けまわして申し訳なかったな。ゆっくり休んでいるところだったのかもしれないのに。
その前日の日曜日は3年ぶりに開催された伊勢河崎の一箱古本市に夫と出かけました。
かつてはわたしたち夫婦も出店して、人見知りで無愛想な店主として瀬田川を眺めながら座っていました。ウチでいらなくなった本を集めて並べていて、そこから間違っていました。おススメなので誰かに読んで欲しい、もしくはこの並べている本について誰かと語りたい。そんな気持ちで出店しなければいけなかったのです。今になってコンセプトを理解するなんて遅すぎます。
最近はわたしは古本市では絵本をめあてに行くことにしています。今回はマーガレット・ワイズ・ブラウン作の「どこへいってた?」を一冊買いました。それから、わたしとしてはとてもめずらしいのですが、あんまりステキだったので買ってしまったものがもうひとつ。
それは麻布で作られたちいさな手提げです。たんぽぽの綿毛が精密に刺繍されています。作者である店主さんにお聞きすると、大きな植物図鑑を出してきて「この図をそのまま刺しました」と、なるほどそっくりなたんぽぽの絵を見せてくださいました。とても大変だったとのこと。ブースをひとめぐりした後、やはり戻って購入したのです。つい店主さんのお名前をお聞きしてしまいましたが、後になって失礼だったのでは…と反省しました。でも、なにか店名でも作家のお名前でも知って使うほうが、より親しいものになる気がするのです。
mikasaのお皿(デッドストックのもの)が写っていますが、これは一枚百円だったのです。同時に行われていた「だいどこ市」で三枚買いましたが、もっと掘り出し物があった雰囲気。まぁ、ちょっとだけ買って大いに満足するのはいつものことで、これで十分楽しかったのです。
偶然の出会いでいろんな方とおしゃべりしたのもずいぶんひさしぶりのこと。こういう楽しみを忘れていたなぁ。
最後に毎年行かずにはいられない勢和村の銀杏を。メタセコイアと大きな銀杏の樹が並んで立っていて、この樹の下から空を見上げるとどういうわけかキモチが落ち着きます。このときは緑がかっていましたが、今ごろは黄金色に輝いているでしょうか。また行ってみたいと思います。