アフリカツインのスクリーンとハンドガードが干渉するので、ハンドルライザーでハンドル位置を後ろ(ライダー側)に下げようと思います。
現状ではスクリーンとハンドガードがガッツリ干渉して、スクリーンを上げないとハンドルロックが掛かりません。
アフリカツインはすでに10cm近くハンドルが上がっていますが、タンクが大きいので上がっている感じはありません。
今回、取付けるのは高さ4cm、後方に2cmぐらい移動させるハンドルライザーです。
取付け前はパニアケースからバーエンドまで68cm。
ハンドルバーの中心線を記録するためにマスキングテープで印を書きました。
ボルトを取り外そうとして、落下させるとまずいので養生しました。
ハンドルバーを固定しているクランプには前後指定があります。
前方が長くて、後方(ライダー側)が短いです。
車種にもよりますが、アフリカツインの場合はアーチ部分にポンチマークがあります。
光の加減ですが、クランプはガンメタリック、ライザーはブラックで少し色合いが違いますが、ガンメタリックはどこも製造していないようです。
ボルトと固定クランプを外しても、ハンドルは落ちませんでした。
先にベース部分を取り付けます。
締め付けトルクなどの記載がなかったので、外した時の感覚で12Nmで締め付けました。(10Nmよりほんの少し硬いぐらいの感じ)
検索してたら、ヤマハの純正オプションの取扱説明書があって、そこには35Nmとか20Nmって書かれていました。
外した時の感覚では、20Nmもなかったし、35Nmなんて土台のアルミ部分のネジ山をねじ切ってきます強さだし。
一般的な締め付けトルクは、M10のステンレス(SUS)の場合は26.86Nmだけど、たぶんステンレスのボルトとナットの場合だと思う。
ハンドルライザーはアルミ製なので、35Nmで締めつけたら間違いなくアルミ側のネジ山をねじ切ってしまうと思う。
メーカーによってトップブリッジの素材やライザーの素材が異なるので、アフリカツインの場合はステンレスボルトにライザーがアルミなので、自己責任で12Nmで締め付けることにしました。
まずは仮締めをします。
クランプは前方をしっかり締めてから、後方(ライダー側)で調整します。
ハンドルライザーに付いていたボルトは、アフリカツインのクランプにはちょっと細すぎます。
純正ボルトをねじ込んでみたら、長すぎて締め付けられませんでした。
ネジのストックを探したら、頭の少し大きい(右側)が4本あったので、取り替えることにしました。
スイッチボックスがタンクに当たります。
ハンドル角度を調整して、当たらなくしました。
本題のスクリーンとハンドガードの干渉ですが、想定通りに干渉は解消しました。
パニアケースからの距離は65cmなので、3cmライダー側に移動しました。
締め付けトルクを経験値で12Nmにしたので、緩んでくる可能性があります。
ハンドルライザーの取付け完了でこんな感じになりました。
特に色の違いも気にならない程度でした。
2~3回ほどツーリングに行ったら、増し締めして確認します。
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