ぴかしのホビーワールド

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サングラスの法律ってなに?

2024年07月02日 06時20分00秒 | 日記

眼鏡市場でALL-DRIVEレンズは遠近両用メガネは遠近レンズのみ対応で、中近レンズや近近レンズは非対応であることが分かりました。

店員さんによると、中近レンズや近近レンズは法律で禁止されていて、遠くが見やすい遠近レンズのみ対応しているとのこと。

運転免許の視力条件は
 普通自動車や自動二輪の場合
  両眼で0.7以上、片眼でそれぞれ0.3以上
  片眼の視力が0.3未満の場合は、もう片方の眼の視野が
  左右150度以上で視力は0.7以上

 大型自動車や2種免許の場合
  両眼で0.8以上、片方の眼でそれぞれ0.5以上
  深視力を3回検査して、平均誤差が2cm以内

特にサングラスや老眼鏡などの条件はありませんが、サングラスは検査官によってNGの場合もあるようです。

今回問題なのは、遠近両用メガネで遠近レンズはOKで中近レンズや近近レンズがなぜNGなのかってこと。

道路交通法など調べたけど、特にサングラスの規定は見つかりません。

ただ、あまりにも濃い色のサングラスをしている場合は、取締りの警察官によって運転の妨げになる恐れから「安全運転義務違反」なる可能性があるだけです。


なにか規制があるのかと思って調べてみると、JIS規格のJIS T7333に規定がありました。
①視感透過率8%以下のレンズ:運転用又は路上での使用禁止
②視感透過率75%未満のレンズ:薄暮又は夜間時における運転用又は路上での使用禁止

ようするに、視感透過率は可視光線透過率のことで、ウィンドフィルムでよく聞く言葉です。

視感透過率が昼間は8%以下のレンズは禁止、夜間は75%未満のレンズは禁止ってことです。

眼鏡市場ではレンズは視感透過率(可視光線透過率)ではなく、レンズの濃さを表示していました。

10%が一番薄くて少し色が付いている程度で、85%が一番濃い色をしています。

視感透過率8%以下のレンズは眼鏡市場では85%までのレンズしかないので問題なし、視感透過率75%未満のレンズは眼鏡市場では10%のレンズしか使用できないことになります。

ALL-DRIVEレンズは視感透過率(可視光線透過率)が78%なので、JIS規格の規定に順守したレンズと言えます。

ただ、JIS規格で規定されているものの、所持することも使用することも違反ではありません。

個人への罰則はないようですが、製造会社にはJIS法違反により製造差し止めや罰金が科せられるようです。

ここまでは、あくまでもJIS規格の話で個人には影響のない規定です。

道路交通法などには近眼レンズ、遠視レンズ、乱視レンズ、遠近両用レンズの規定はなく、視力さえ基準値を満たせていれば問題ないようです。

ただし、一番くせ者なのが警察です。

警察官はその時の気分次第で、安全運転義務違反で処罰したりするので、安全のためにも見やすいレンズで運転するほうがいいですね。


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