夜中の雨が上がった今朝の空です。
高いところの雲と低空の雲、空が果てしないってことがわかるような。
さて、嫉妬という字に女偏がついているのも、わかるような気はしますが、
私は長いこと、男性は嫉妬をしない生き物かと思っていました。
嫉妬心を露わにしている男性がまわりにいなかったのか、それとも嫉妬心をうまくごまかしている人が多かったのかはわかりません。
あの・・・・最近男性女性という事が言いにくい時代なのであれですが、私は昭和のおばちゃんなので、悪気はないことをご理解くださいね。男の子は黒、女の子は赤いランドセル、ってのが、普通な時代でしたので。
で、男性も嫉妬するんだなあと、近年感じたことがあって、色々と考えてみたわけです。
うまく行っている人を素直に認めればいいのに、何かあら捜しする。
いわゆる成功している人には、代々の恩恵を受けている方もおられますが、人一倍努力してきた方もおられます。
嫉妬心が何の落ち度もない相手を貶めるような言動になることもあろうかと思います。
私も、自分に自信がなく人間ができていないので、他人をうらやましいと思うことはよくあります。
が、言わない。
憧れる人がいて、その人みたいになりたいと思って頑張ったこともあります。
嫉妬というより羨望。羨望の的という言葉もありますが、漢字や言葉にするとややこしいですが、嫉妬心からの言動はほんとにみっともないなあって、想います。
心に嫉妬があっても、それを表に出さずに自分の道を行くのが、かっこよい。
悔しかったらがんばろう。
嫉妬、やっかみ、ねたみそねみ、人間煩悩がなくなることはないでしょう。
それを他に向けないで、なりたい自分になれるように努めたいと私は思います。
まあ、これまたきれいごとなんですが、他人の成功や幸せを嫉妬しても、自分が哀れになるだけです。
今日の言葉
己が努力、行動を起こさずに対象となる人間の弱みを口であげつらって、自分のレベルまで下げる行為、これを嫉妬というんです。いっしょになって同意してくれる仲間がいればさらに自分は安定する。本来なら相手に学び、抜くための行動・生活を送ればそれで解決するんだ。しかし人間はなかなかそれができない。嫉妬している方が楽だからな。
立川談志
記事を書いた後でこの言葉を見つけ、なるほどね、と思いました。
勤労感謝の日、働いてくださっている皆様、いつもありがとうございます。
ご訪問頂きありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫