☆つる姫の星の燈火☆

啓示

 

初めて訪れた小さな神社

肌を刺すような風が、ぴたりと止まり

ふいに、白い靄が流れてきた

 

その神聖な流れを乱さないように

息を止めて立ちすくむ

 

靄の中に、神さまが見えた

 

白い靄は数秒で消えて行き

凍りつきそうになった体中の血が

再び流れ始める

 

何の啓示だったのだろう

以前なら、心の奥から言葉が浮かびあがってきたのに

今の私には、神さまの声が聞こえない

 

極限とは、どのあたりの事を指すのだろう

 

靄の流れてきた方を見あげても

ただ、風が吹く

 

 

 

今日も笑顔で素敵な一日をお過ごしください

感謝をこめて                           つる姫


私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

コメント一覧

つる姫
天道虫さん
ぶっちゃけ、本当は
煙だったのですが
境内に入った途端に
急にどこからか流れてきて
ほんの数秒で消えて行ったのです。
シャッターチャンスはわずかで
やっと2枚撮れただけ。
不思議な体験でした。
詩的に「靄」と表現してみました。
もやもや。。
天道虫
不思議な神秘的な写真ですね。
目をこらしていると何かが見えてきそう・・・
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