先日テレビ番組で怪談の話をしてました。
色んな国から来た人たちのお国の怪談の特色や日本の怪談に対する感想などを語るような番組でしたが、ご覧になった方もおられるかと。
興味深い話が色々出ていましたが、例えば日本人が怖がるあの「ひゅードロドロ」という音。
外国の方が聞いても全く恐怖を感じないのだそうです。
ひゅーというのは生暖かい風の音。どろどろは雷の音の擬態語なのだそうですよ。
もともと歌舞伎などの演劇で使われていたそうです。
外国の方が怖いと思うのは、ギギ~~っというドアがきしむ音や、廊下を歩く靴音のような直接的な音なのだとか。
また英語でterror horrorという言葉がありますが、テラーは現実の物への恐怖、ホラーは非現実の物への恐怖で、違いは恐怖の対象の現実性ということなのだそうですが、例えばテロリストというのはテラーの方、現実の恐怖なのです。
余談ですが、ググった先の答えの中に、そういう意味では日本人にとってテロは、ホラーなのではないか、と書かれていましたが、確かに私たちにとってテロは今のところはホラーなのかもしれないけれど・・と思った訳です。
私が高校生の頃、エクソシストという映画がヒットして、その頃からホラー映画が続々誕生したような気もします。
13日の金曜日シリーズ、オーメンなど等、その頃は好んでみておりましたが、今は全く拒否です。心臓に悪いですからね(笑)
外国の幽霊は確かに攻撃的。チェーンソーを持って追いかけたり・・
そうそう、実は、かのジェイソンにはチェーンソーのイメージがつきものですが、実際にはジェイソンはチェーンソーを手にしたことすらなかったのをご存じでしょうか。チェーンソーで逆襲された事はあるようですが(笑)
話がそれましたが、日本の怪談をよくよく思い起こしてみると、そこには深い愛が見え隠れしてきます。
「愛」の反対語は「憎しみ」ではないと私は思いますが、テラーもホラーも底には人間の愛の表裏があるような気がします。
蒸し暑い夜はそんな事を思いつつ怪談を読み直してみるのも、よろしいかなと。
私自身も不思議体験は少なからずもっておりますが、それはまたのお話にしましょう。
最近怖いのは急な階段。
今日はもうひとつ。
ハラグアイの悪い日に、お出かけ断念してフェイク苔玉を作ってみました。
お嫁さんの手まりブーケを作った時に幾つか買っていた丸い発泡スチロールに、100均のフェイクモスをボンドで貼り付けて。
久々のボンドの匂い。ジェームスを思い出す(謎)
これに、余っていたフェイクグリーン等にワイヤーを付けてさしこんで
夏らしく涼しげなフェイク苔玉の完成。葉物が毛羽立っているのに写真で気づきました(爆)
隠していますが、後ろにはぶら下げられるように取り付けたひもがあります。
下のお皿は友達の作品です。こんな風に使わせてもらってます。
前から本物の苔玉に興味あったんですが、ワタシってリアル園芸が苦手で、枯らしてしまう事が多いんです。
愛が足りないのでしょうか。
本物がよいに決まっていますが、100均で作る苔玉もまた楽し。
今日は終戦記念日ですね。
話が戻りますが、私にとって戦争はホラーなのかも知れないな、とふと思い、テラーになって欲しくないなと思う朝でした。
怪談には深い愛があると申しましたが、愛は恐ろしい物へ形を変えると言う事かも知れませんね。
合掌
感謝をこめて
つる姫