先日、富田林警察から逃走した犯人が捕獲、いや確保されましたが、いやはや、私は別の意味でも、犯人に対して大きな不快感を覚えました。
犯人(容疑者?どうでもいい)は、自転車で日本一周中、を装っていたとの事。
道の駅など、色んなところで人々の善意をいただきながら、逃走していたらしいですね。
本当に腹立たしい。
ご存じの方もおられますが、私の息子はヒッチハイクで日本一周を果たした男です。
私は、その時の話を聞いて、世の中には親切な人が沢山おられるのだなと、とてもあたたかい気持ちになりました。
本音を言えば、もし私が車に乗っていて、ヒッチハイクの若者を見かけても、乗せてあげる勇気はいまだにありません。
どんな輩かわからない人を、車という密室に乗せる。そんな事は無理です。
それなのに、息子は何百台の車にのせていただくばかりでなく、食事をさせてもらったり、ものやお金までいただいたこともありました。
私はどの方角にも足を向けて寝られない、いつか、全国を回ってお礼を言いたいとまで思ったものです。
世の中は捨てたものじゃない、そう思わせてくれた息子の体験。
もちろん、よい事ばかりではなかった事も確かでしょうが、息子は本当によい経験をした、と思っています。
そんな人の善意に付け込んだ、この逃走犯。
これから書くことは不謹慎かもしれませんが、書かせていただきます。
逃走犯がどんな人生を送って来たか知りません。
しかし、彼にはもっと早く、警察に捕まるような事をする前に、このような経験をしてほしかった。
彼が人生踏み外す前にこんな経験をしていれば。
願わくば、今回の逃走中に彼が人の善意や優しさに感謝できる心をとりもどして、これから先、自分も人に何かして差し上げられる人間になって欲しい。
彼のしたことは決して消えないし、人間はそう変われるものでもないと思います。
ただ、彼の人生の中でこの逃走の日々は、とても貴重なものだったのではないかと。
そして、そうであったことを願います。人生やり直してほしいです。
富田林から逃げたとんでもない犯人ですが、犯人に対してこのように思うのは、自分の息子が今まっとうに生きているからかもしれません。
息子がその時の体験を書いて自費出版した本を今読み返しても、世の中には奇跡があふれ、反面偶然などと言う事はないのだなと感じます。
さらに思えば、憂いの多い世の中でもある。
そう言えば先日テレビで観たけど、憂いの横に人がいて「優」という字になっていると。
寄り添う人が必要だという事でしょうか。
いいえ、誰でも。
えーしーーーー
謎
この辺を中心に考えてはいけませんが、台風は東京の方にはあまり関係ないとか。
ただ、気温がまた31度くらいにあがるとか。
いやだあ。
昨日は今年の春、つる姫城で越冬さなぎから羽化したナミアゲハちゃんを描いてみました。
いや、これは私にとっては、トクジョウアゲハちゃんです。
今年は越冬する蛹が現在15体あります。まだ幼虫なのが一匹。
これがうまく蛹になると16体が、城で冬を越すことになり、過去最高です。
激爆 です。
素敵な一日をお過ごしください。
感謝をこめて
つる姫
(ブログ開設から2638日)