☆つる姫の星の燈火☆

#45 春の足音とおばあちゃんの想い出

今年は、病院通いなどもあり、寒緋桜を見に行くことは出来ませんでした。

こたろうとのお散歩路の梅や寒桜、水仙などに心を温めてもらい、そしてそろそろふくらんできた、河津桜を見上げて、春の訪れを感じるこの頃です。

昨日の綿の話に、美子様ご本人がコメントくださっていましたが、5月になったら種を植えてみようと思います。

5月には、去年100均で買って来て、うまく咲いてくれて、種を収穫した、つるのあまり伸びない朝顔も植えます。

冬場は枯れたようになっていても、二年続けて咲いてくれた桔梗は、鉢をひっくり返してしまって、根の部分が痛んでしまったようなので、

今年は咲いてくれるかわかりません。

そもそも、植物を育てるのが苦手なうえ、留守にするときの事を考えて、お花とか植えるのを躊躇してしまう私もいますが、

縁側があって、小さな庭があるようなおうちで、季節のお花を育て、自力で生活して老後を(すでに老後のようなもんですが)過ごせたらいいなあ、と最近は思います。

そう考えていると、必ず、母方のおばあちゃんの事を思い出します。

おばあちゃんが住んでいた家は、平屋で、家の敷地と同じくらいの庭がありました。

サンルームがあって、そこからは、花の咲いたお庭と、鯉の泳ぐ小さな池が見えました。

お花の大好きだったおばあちゃんは、その庭に四季折々、色とりどりのお花を咲かせ、近所の人たちから「花やしき」と呼ばれていました。

坂を少し上ったところにあるおばあちゃんの家。

上って行くと見えてくる、きれいなお花たち。

お花の間を通り、池の鯉を眺めると、開けっ放しの玄関を上がったところで、顔をくしゃくしゃにしたおばあちゃんが待っていました。

享年100歳。

最後はボケて、私の事もわからなくなっていたおばあちゃんでしたが、最後に会った時に、「つる!?」と、空を見ながら大声で叫んだのを、今でも忘れられません。

何十年後に行ってみた(みただけ)その家は、人手に渡り、リフォームされて二階建てになり、素敵なお庭は姿を消していました。

おばあちゃんに、お花の育て方をおしえてもらっておけばよかったし、世が世なら、私、あの家を譲ってほしかった。

去年の絵です。

花を育てるのも、描くのも苦手なわたしです。

 

春はすぐそこ。

蕾の中で、命を温めているお花たちの声が、聞こえます。

 

ご訪問いただきありがとうございます。

感謝をこめて

つる姫


私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

コメント一覧

つる姫
美子さま
シュート決まると、気持ちがシューっとしますよね、ゆめでも😆
食いしん坊には、シュークリーム?
私はようやく悪夢をみなくなりましたが、まだ飛行機に乗り遅れそうな、荷物がまとまらないような、夢をみます😂
YoshicoHino
メジロ大好き!

今朝はすごく運動してる夢(バスケットでシュートが決まる決まる、夢じゃけんね^^;)…の後、食いしん坊の夢で目覚めました。明日のブログのネタにいたします。棉、まだ2個ほどはじけてるんよ!
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