西日本にある実家周辺の雨雲レーダーを気にしているのですが、昨夜から雨が降り続いているようです。
今のところ災害の危険レベルは3となっていますが実家の裏には、小さいですが川が流れており、昔床下浸水になったこともあります。
私が下宿で高校に通い始めて最初の梅雨でしたので、かれこれ47年ほど前の事ですから、今回50年に一度、というような大雨にならないように、と祈るしかないです。
天災に関しては、それ自体を制御することも難しく、対応するしかないのが現実です。
しかしながら昨日、コロナの感染拡大は、もはや「制御不能」という言葉を聞いたときには恐怖しかなく、自然災害時と同様に各自で命を守る行動を、いう言葉に呆然としました。
もはや、コロナは降り注ぐ大雨、大地を揺るがす地殻変動、山を焼き尽くす自然発火の仲間入りですか。
13日の金曜日、今日からいわゆるお盆休みです。
コロナや大雨の状況にもかかわらず、一定数の方たちは帰省や旅行にお出かけされるようです。
テレビのインタビューでは、お盆に田舎で法事があるから仕方ないという方もおられました。
この状況で法事をする?(五輪も然りでしたが)
何年かごとに行う法要は、日本人にとって大切な行事であることは承知しています。
ご先祖さまや故人に対してはもちろん、今生きている家族や滅多に会わない親せき縁者が集まるという事も、とても大切な事だと思います。
でも、今の状況をみれば、遠方から移動せざるを得ない人の事情も考えて、今年はやめておこう、という決断も必要なのでは。
どうしてもやるというなら、近隣に住む縁者が集まり、遠方の親戚が来れなくても非難しないこと。
この状況ゆえに参列できない親戚の方が引け目を感じるような対応はしないこと。
お盆には、ご先祖様をお迎えして、親族が一堂に会し、先祖や故人を偲び、今日ある自分をかえりみるという理念があります。
子孫が幸せに、仲良く暮らしてくれることが故人やご先祖様の願いであると思うし、今の状況を見れば法要を延期しても罰は当たらないと思う。
私がご先祖様なら、お墓や位牌を守ってくれている者がお線香をあげてくれればそれで充分。
まあ私の場合は、墓も位牌もいらないと遺言しているので、その口で言うな、という事になります。
いつの時も、家族親戚に限らず、人々がしゃくし定規に対応せず、状況を見て本来の意味での忖度や斟酌をしながら暮らしていけるといいなあ、と
いずれご先祖様になる私は思います。
まあ、なかなか柵というものはね、難しいところではあります。
東京は、夜中から雨が降ったりやんだりしていましたが、今は空が少し明るくなっています。
つる姫城の近くには山も川もなく、巨大地震以外の心配はほとんどありません。
お盆に戻ってきてくださるご先祖の皆様、どうぞ今生きているもの達をお守りください。
人間の科学や知恵を持ってしても制御能な天災や疫病。
その人間そのものも、他者の制御が不能なものの一つかと。
社会の中では、出来る事なら一人一人が自分を制御して暮らしていかないと、とは思いますがそうは思わない人もいるわけで。
とにかく、被害が大きくならないことを祈ります。災害もコロナも。
皆様、お気をつけて。
Photo by Tsuruhime
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫
私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。
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