つる姫城の裏には空き地があり、大きな木(橡?)と梅やさくらんぼの木。
棕櫚の木、椿等が無造作に生えています。が
そこはこの辺の地主さんの土地で、家に囲まれた場所なので
これから先も建物が建つような空き地ではないので、家の裏に自然の空間があり
つる姫城にとってはとてもありがたい環境なんです。
そこには鳥や蝶が立ち寄り、大きな木にはたまにカラスが巣を作ったりします。
時に子猫が木登りをしています。
つる姫がこの家に来て、もうじき22年になりますが
何年か前の春先に鶯の声を聞きました。
こんな街の真ん中に鶯がいるんだな、と
東京にはカラスとスズメしかいない物とマジで思い込んでいた私は、とても感動したものです。
しかし、その後何年も春先に鶯の声を聞くことはなくなり、
ひよどりやシジュウカラ、スズメやカラスの声を聞くのが日常となって何年か経ちました。
つい何週間か前、上手に鳴くうぐいすの声を聞いたときに
「帰って来たな」と感じたものです。
まさか何年も前のうぐいすではなかろう、と思い平均寿命を調べてみますと
8年ほども生きるらしいです。
もしかしたら本当に戻ってきたのかも知れませんね。
また、彼らがホーホケキョと鳴くのは春先だけだそうで、
テリトリーのアピールや彼女募集中という鳴き声なのだそう。
ホケホケ、ケッキョケキョ等と鳴くのは、何もへたくそな訳ではないそうです。
ゲーテの詩集にこんなような詩がありました。
<<
うぐいすは久しく姿を見せなかったが
めぐる春に誘われてまたやって来る。
なんにもあたらしい歌は覚えて来ないで
古いなじみの歌ばかり歌っている。 >>
同じ歌しか覚えないうぐいすの声を、
なぜこんなにも幸せな気持ちで聞くことができるのでしょうね。
なんて思った今朝も、うぐいすくんは空き地のどれかの木で歌っていました♪
人間様がどんな気持ちで聞いているかなんて、お構いなしです。
もしも、去年だったら、私はどんな思いで聞いたのかな、とちょっと思いました。
ケッキョケキョ ホーホーホ♪♪♪
その空地に毎年咲くさくらんぼの花が、昨日気づいたら満開を過ぎていました。
北側の窓はあまり開けないのと、隣で新築工事をしているので開けられなかったのです。
これが咲くと、ソメイヨシノももうすぐです。
今日の暖かさで蕾も一気にほころびそうですね!東京は19度の予想です。
かわいいね~。ちょっとボケてるけど。
雄蕊が長くて目立ちますね。
素敵な一日になりますように
ありがとう
つる姫