☆つる姫の星の燈火☆

#194 たましいの還る場所

昨日はこんな絵を描きました。

白いたまを咥えて、雲から飛び出す猛禽さん。

この表情が描きたくて描いているうち、実際には魚をくわえていたのですが、たまに変更。

そのたまも、最初は珠にするつもりでしたが、ご時世を思いついて球に。

そして、描き終わってふとこの歌詞を思い出しました。

雲はわき 光あふれて
天高く 純白の球今日ぞ飛ぶ
若人よいざ
まなじりは 歓喜にこたえ
いさぎよし 微笑む希望
ああ栄光は君に輝く
 
絶賛開催中の甲子園に結び付く変なおばさん。

最近は、手が動いて絵を描き、その後でストーリーができることも増えました。

なぜに雲から顔を出していたかというと、写真がこの概ねこの範囲しか写っていなくて、雲で隠すしかなかったから。

あるいは画面全体に顔!もありだったかもしれませんが、縦横のバランスが悪かった。

そして、くわえたたまも、最初は水晶玉のような透明な珠にしようかと思ったのですが、ここは時事に合わせて、野球のボールに。

縫い目を入れるのはあんまりかな、と思って純白の球に。

猛禽の名前は不明ですが、たぶんオジロワシです。尾まで写ってたらわかったのでしょう。

顔周りの毛の色や模様も個体によって違うので、まあ猛禽ちゃんという事で、お願いします。

この子は、ホームランボールをキャッチして、記念に持ち帰っちゃいました。

 

話が変わりますが、日航機墜落事故から今日で38年だそうです。

乗客の家族や関係者以外の私が思い出すのは、坂本九さんのこと。

まだ43歳くらいだったそうですが、悪い偶然が重なってあの便に搭乗されたようです。

九さんが歌われた、見上げてごらん夜の星を、思い出さずにはいられません。

猛禽さんの咥えた球は、霊に魂にも置き換えられるかなと、今思いました。

奇しくも御巣鷹山という名前のこの山に、亡くなった命の魂は、雲を突き抜けて戻ってくるのでしょうか。

生きているものが山に登るという行為に助けられて、魂とこころをつなげる。

同じ痛み、悼みを持つ人たちが、それを共有しあえる場所で。

法要などで人が集うのは、亡くなった人のためでもあるけど、今も生きている人をつなぐため。

私は後者がより大切なことだと感じます。

だから、葬儀も墓もいらないというのは、最高の自己中だとも思いますが、世の中色々ですから、本当に悼んでくれる人が集まってくれればよいという、最高の配慮でもあるというのが弁解です。

手を合わせたその後で陰口を言いあう方々もおられますので。

お盆の帰省はできませんが、魂と語り合えるのは、お墓や仏壇の前だけではない。

お盆やお彼岸、命日ではない日にも、亡き人を思い出したり、語り掛ける機会はあります。

でも、集う場所があることは、生きているもののためですね。

友人が亡くなって、それをつくづく思う今日この頃です。

 

ご訪問頂きありがとうございます。

感謝をこめて

つる姫


私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

コメント一覧

つる姫
るみこさま

お久しぶりです。お元気ですか?
るみこさん的な素敵なコメント、うれしいです。
創作活動でボケ防止してます。
ご報告もありますので、来月になると思いますが、メッセージさせていただきますね。
るみこ
力強い目の輝き、素敵な絵ですね😀
雲を抜けて飛んでる姿が、時期的にも、魂を霊界に運んでいるようにも見えます。

こうして創作活動を楽しまれてるのがいいですね💕
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