父とマイケルを描いたのは、7年前。
車いすになった父を、息子が山に連れて行ってくれた時、車に座った父の写真をもとに描きました。
そういえば、実家に行った時に見かけなかったんですが、まさか、なんでも捨てる母が捨てたんじゃないかと、今弟に確認中です。
長い時間かけて描いた油絵です。
晩年の父はカメラを向けても笑う事はありませんでした。
しかし、この時は、一生懸命口角をあげて、笑顔を作ってくれたのを覚えています。
自分の状態に絶望し、笑顔になる気持ちにはなれなかったのかもしれないな、といまさら思いました。
どうかこの絵が、どこかにありますように。。。
父は今、天国でマイケルを膝に抱いて笑っているでしょうか。
月日が経てば違う思いが湧いてくる、父の死。
ご訪問いただきありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫