☆つる姫の星の燈火☆

#135 薔薇

最近SNSのグループの投稿でも、色とりどりのバラの花を見かけることが多いです。

本当に種類が多くて、これがバラ?ってものも沢山。

品種は、今ではなんと3~10万種それ以上ともいわれています。

私のおばあちゃんは、広島の福山というところに住んでいたのですが、福山はバラの町。

最初住んでいたおうちの近くには、バラ公園がありました。

幼すぎて、バラの美しさとかは覚えていませんが、私が父のカメラで人生初めて撮ったという写真がアルバムに貼ってあったのを覚えています。

その頃は白黒写真でしたので、どんな色のバラが咲いていたのかもわかりませんが、バラは祖母との思い出のひとつなんです。

ゴージャスなバラが咲き乱れるお宅を見ると、きっとすごく頑張ってお手入れされているのだなと思います。

その手間とかを考えると、昔少女漫画で、お金持ちのお宅にバラの花が沢山咲いていたことは、ちゃんと根拠があったのだなって思える年頃になりました。

 

先日二種類のミニバラを買ってきましたが、虫食いや病気に気を付けて、頑張って育ててみようと思っています。

私の夢のひとつは、おばあちゃんが、施設に入る前に住んでいた家みたいなところで、お花を育て絵を描いて老後を送る事。

もう老後かいな。

わずか2Kの平屋ですが、サンルームがあって、そこから小さな池がみえました。

居間からは、敷地の半分ほど占める広さの庭が見えて、そこにお花が咲き乱れていました。

近所の人から花屋敷と呼ばれるほど、バラをはじめ、四季折々咲く花々を美しく咲かせていました。

坂道を少し上ったところにあるおばあちゃんの家が見えてくると、きれいな花と、その花越しに見える居間から、おばあちゃんの笑顔が見えました。

家の裏に畑を借りていて、野菜やとかいちごなんかも育てていました。

その畑の向こうに、大きな赤い夕陽が沈むんです。

私の実家は、田畑の中にはなくて、四方山に囲まれていたので,そんなきれいな夕日を見ることができませんでした。

都会に住んでるおばあちゃんの家の方が、空が広かったんです。

何度か書いた話ですが、大人になってから帰省するたびに立ち寄るおばあちゃんのあの小さなおうち。

今でも、心の中の大切な場所なんです。

 

薔薇に戻りますが、ゴージャスなバラ、あのとげは、実は弱さの証。

 バラの原種の多くは、ツル性の植物で、ひとりで立ち上がることができないので、トゲを周囲にひっかけて絡めれば上に伸びていくことができるんです。

あとは、草食動物から実を守るためとも言われています。

きれいな花にはとげが、という言葉もありますが、なんか愛おしくなりますね。

バラ公園のバラの取り込み画像ですが、あの頃はもっと小規模だったと思います。

そろそろバラ祭りの頃でしょうか、ふらっと行ってみたいなあ。

あらら、調べたらまさに今日明日でした。間に合わんどすえ。

 

そして、今日はわが娘の30歳のお誕生日。

私の出産記念日でもあります。

1994年5月18日は、巨人の槙原さんが完全試合、しかもカープ相手に、成し遂げた日でもありました。

そんな事は知りもせず、女子を出産して喜んでいた私も、まだまだ元気で若かったなあ。

もはや誕生日のケーキを焼くことも、みんなでお祝いすることもなくなりましたが、快晴の土曜日。

娘はパートナーと素敵な一日を過ごしてくれるでしょう。

 

今日の言葉

きみのバラがきみにとってかけがえのないものになったのは、きみがバラのために費やした時間のためなんだ。

(キツネさんから星の王子さまへの言葉 )

 

星の王子様には、大切な言葉がいっぱい詰まっていますね。

 

ご訪問いただきありがとうございます。

感謝をこめて

つる姫


私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

コメント一覧

つる姫
ぽんたんさん

福山にはデパートもあって、年に何回か行くおばあちゃんの町と家は、本当に夢の国みたいでした。

おばあちゃんは、何年も夢には出て来てくれません。
天国でせっせとお花を育てているのでしょう。
お花が枯れるとめちゃくちゃ気持ちが落ち込みますから、
育てるのにも責任と勇気がいります。
がんばってみます。

素敵な休日をお過ごしください。
ぽんたん
つる姫さんにとっておばあちゃんの家は
思い出の詰まったメリーゴーランド
だったのでしょうね。

こんばんは、つる姫さん。

植物を育てるのって、ある意味動物と暮らす
よりも大変なことかもしれないですね。

今日はおばあちゃんの夢でも見ましょうか(^^)

素敵な夜を(^^)
つる姫さん、こたろう君🐶😃
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