10月2日今日は初めて出産した記念日です。
ボストンは紅葉が始まり、町にはハロウィンの飾りつけ。
予定日は17日。まだ二週間以上ありましたが、都合で1日から31日までの予定で日本から来てくれる母の事もあり、ばあばが来てくれたらすぐに生まれ来てね、とおなかの赤ちゃんに向かって毎日話しかけていた結果(笑)
まさに、ばあばが来たその数時間後に陣痛が始まって生まれてきたという、ドラマのような出産だったのです。
まあ、すべての出産はドラマですよね。
生まれた子は3650gのジャンボベイビー。同じ日に生まれたほかの二人のアメリカ人の赤ちゃんより一回りでっかくて、かたや産んだママは他の二人のママよりも二回りもスキニー(そういう表現をされた)でした。
アメリカ人はとても褒め上手。助産婦さんはじめ、多くのスタッフに「よくやったわね。すばらしいわ」と褒められて、とてもうれしく、大人になって、けなされることはあってもほとんど褒められることのない私には、過去の栄光です(笑)
そんな私の出産記念日。赤ちゃんが生まれたのは午後4時10分でした。
あれから26年。おばあちゃんが来てからすぐに生まれてくれた親孝行な息子は・・・爆
日本一周ヒッチハイク、ゼロ円世界一周(注釈あり)アメリカ横断、などなどで私に心配ばかりかけてくれましたが、意外にも早く結婚してくれて、ほんと息子を引き受けてくれたお嫁さんに感謝しかないです(激爆)
26回目の出産記念日。誕生日の息子はどんな一日を過ごすのでしょうか。
私たちはみんな、天からの授かりもの、そして預かりものである大切で素晴らしい命なんですね。
ある時思ったことは、親って子どもに育てられるんだなってこと。
そして今思う事は、すべての命が自分を育ててくれているんだなってこと。
草も花、虫も鳥も動物たち、大自然から、私は沢山の事を学んで育てて、生かさせていただいているんだなって事。
昨日来た時、25歳最後の日の息子です。
あの日のボストンも今日の東京の空のように曇り空だった事を思い出しました。
2日後の退院の日は、紅葉が映える素晴らしい青空だった事も。
感謝をこめて
つる姫