今日もご訪問くださり、ありがとうございます。
つる姫は広島の県北の出身です。
今日は広島弁について、書いてみようと思います。
先日お笑いのR-1グランプリで、三浦マイルドさんという広島出身の方が
優勝されたのですが、最初のネタが広島弁講座でした。
広島出身の私には大うけでしたが、その他の地域の方にもウケたんでしょうか?
「おどりゃあ~」
これは、怒っている時とかに相手に向かって言う「おまえ」
親近感を持って使う「あなた」ではないようです。
また、女子が使うことはほとんどないと思います。
「たう」
あそこに手がたう?
「届く」という意味です。
届かない時は
「たわん」と答えます。
棚の上のちゃわんに、手がたわん。
「なおす」
それ、押し入れに、なおしといて。
この場合は「しまう」という意味です。
直す、という「正しい位置にもどす」という事なのかもしれないですね。
「しにいった」
どこかにぶつけて「青あざ」ができることです。
「どしたん、しにいっとるで」
どうしたの?あおあざができているわよ。です。
ちなみに同じ地域でも
「くろくちる」という人もいます。
「黒朽ちる」なんでしょうか。きもいです。
「ちょーてぇ」
大和朝廷ではありません。
「こわい」という言葉です。
「きょーてぇ」という人もいます。
平和島には競艇があります。
「ぎょうさん」
餃子の仲間ではありません
「たくさん」という意味です。
この春はお金がぎょうさん飛んでいきます。
ようけぇ、よけぇ、とも言います。
ようけぇもっとる。沢山持っている。
「かばちゅうたれるな」
かばち、というのは文句やへ理屈のことのようです。
たれる、は言う、という言葉のようです。
これも女子の使う言葉ではなさそうです。
「おってんない」
いない、の敬語です(爆)
普通には
「おらん」です。
「おっちゃった」
居た、の敬語。
「しちゃった」
した、の敬語。
ちゃった、というのは割と色んな言葉のお尻に付けてつかいます。
みんなでやるのはチャット?
「めげる」
壊れる。
心が折れた時のことをこちらでも「めげる」と言いますが
アクセントの位置が違います。
「こうてくる」
買ってくる。
ついでに、ビールもこうてきて。
「すばろーしい」
「ちょろちょろして、うっとうしい」というような意味です。
小さい子が騒がしくしている時に、いらだちをこめて使います。
これは、年配の方が使う言葉のように思います。
家では誰も使わなかったので、最初に聞いたときはロシア語かと思いました。
「いけんかったなあ」「いけんかったのう」
「それはいけませんでしたね」
語尾を「なあ」という人と「のう」という人がいます。
「へえでも」
だけど、でも、です。
東北地方ですと、たぶん「だども」的な。
「へえから」
それから、です。
へえ~
そのほかに今思いつきませんが
思いついた広島県人の方、どんどんコメントをお願いします。
方言には、土地土地で昔から引き継がれてきた文化があります。
恥じたり、かっこ悪いと思った時期もありましたし
今ではすっかり東京弁になっていますが、不思議な事に
実家に帰ると普通に方言が出ます。
人に会うと言われます。
「東京にすみょうってん。
よう帰ってきちゃったなあ」
東京にすんでらっしゃるの。
よく帰って来られましたね」
方言をばかにしてはいけません。
方言の乱が起こります(爆)
さて、今日は土曜日。
ちょっとお出かけしてきます。
素敵な一日になりますように。
ええ日になるとええな
感謝をこめて
つる姫