一昨日、半年ぶりに羅漢寺を訪ねたお話はしましたが、その前日には、手術から一年後のお正月に出会った、布袋様のおられるお寺に足を運んでいました。
そこもまた、歩いていてたまたま見つけたというご縁のあったお寺なのですが、
五智如来さまのおられるお寺です。
>>五智如来とは、大日如来を中尊とする五体の如来を総称した呼び名で、向って左から 北方世界の釈迦如来、西方世界の阿弥陀如来、中央の大日如来の右隣が南方世界の宝勝如来、 そして右端に東方世界の薬師如来が並んでおられます。
五智とは五種の仏智ということで、深遠な密教教理に基づくものですが、江戸時代になりますと、 広大無辺の仏智にすがり、さまざまの苦難から逃れようとする願望が深い民間信仰となって世に 広まりました。
大日如来には万物を慈しむ太陽の功徳、薬師如来には医薬の功徳、宝勝如来には福徳財宝・五穀豊穣の功徳、 そして阿弥陀如来には往生極楽の功徳というように現生利益を願う信仰が強くなりました。これら諸仏に 対する渇仰と五体満足を願う深い信仰が、都市からしだいに農村へと広まっていったのであります。
>>
という、五体の素晴らしい如来さまがおられます。
如来さまの下の方に、七福神の布袋様が寝そべっています。
手術後、都内七福神巡りを始めたのは、確かこの布袋様と出会ってからだったような気もします。
布袋様、ご無沙汰してます~♪
おう、ここに来たという事は、また何かあったんかの?
とでもいうように、屈託のない笑顔で迎えてくれました。
このぽってりしたお腹、布袋さん、メタボとかだいじょうぶ?
このおなかに入っているのは、脂肪じゃあないのじゃ、わっは。
ま、自分の思い様ですけど、この顔を見て不愉快になる人はあんまりいないのではないでしょうか。
如来さまたちに手を合わせ、本堂を出ます。
入り口の仁王像たち、鍛え上げた筋肉が素晴らしいですね。
阿形像は怒りの表情を顕わにし、吽形像は怒りを内に秘めた表情で、お寺を仏敵からまもっておられるのだそうです。
憤怒のお顔と言えば、私の守護神である不動明王さまもそうですが、あれは、衆生をどうやって守ろうか必死になって考えておられる表情とも聞きます。
怒りでは守ることのできない物が沢山あるのだろうな、と受け取ると、この仁王像たちのお顔に、深い愛情を見る事が出来るような気もします。
怒りがこみあげてくることが多い自分、その怒りこそが、自分自身を焼く炎になるのに。
自分の心に悪があれば、怖いお顔に見えるのかもしれないですしね。
え?自撮りじゃないですよ、失礼な!!
やっぱ、普通に顔、怖いですよね。
笑
曇り空でしたが、少し汗ばんで帰宅して、庭のレモンを切って炭酸水に入れて飲みました。
氷がなかったのが残念。
外側は変色していましたが、中はこんなにきれいな普通に檸檬。
あおむしと共に育った無農薬の自家製檸檬は、真に誠に、美味しゅうございました。
実はこの後、ハイボールが飲みたくなり、ウイスキーのボトルを買っても飲みきれないので、コンビニで缶のハイボールと美味しい氷を買ってきて、檸檬を入れて飲んじゃいましたあ。
それもまた、格別な美味しさでしたよ。
そのレモンの木のあおむしたちは、ナミアゲハが二体蛹になったのですが、一体はどうも病気か寄生されてるようで、ダメみたい。
ものすごくでっかくなったクロアゲハのあおむしも見つけたのですが、この子は前蛹になり、今日あたり蛹化しそうです。
ナミアゲハの小さい幼虫も、昨日二匹捕まえてきましたが、無事に蛹化まで頑張ってほしいです。
蝶を飼育するようになって何年も経ちますが、このところ気候変動のせいでしょうか、捕獲してきた幼虫たちもすぐに死んでしまう事が多く、以前のように10頭以上の蝶を送り出すことは、なくなってしまいました。
さて、如来さまから蝶の話になってしまいましたが、今日は又も雨模様です。
先日の秋の空、鳳凰のような雲の写真を貼り付けておきます。
見えますかね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫