週の初めは雨、憂鬱な気分になる方も多いでしょう。
出かける時間を気にすることも滅多にない、また、種を植えた私にとっては、雨は恵。
毎朝、玄関を開けて、成長を見るのが楽しみの一つになりました。
途中で枯れたり、虫に食われるのは、ショックですが、それもまた哲学にして、勉強にします。
我が人生に、もはや無駄なし。
今日5月20日は、亡くなった父の誕生日です。
毎年何かしら贈り物をしていましたが、施設に入ってからは、パジャマとか枕、そんなようなものばかりでした。
枕とかクッションのようなものに関しては、身体が動かせなかった分、こだわりが強くて、何度も違うものを試していたようです。
コロナの前は、面会に行くたび、まくらや足元のクッションの位置を、数ミリ単位で動かされたものです。
わがままな父でしたが、最期にはそんなような孝行しかできませんでした。
かこつけて今日は父の生誕94年に、ノンアルで献杯でもしますかな。
鼻を赤くして焼酎を飲む父と、宇宙や旅の話、時々戦争体験の話で盛り上がった時間、どれほど貴重だったか。
母親は、私と父との会話にあまり入っては来ませんでしたが、母親にしか話せないこともありました。
大人になると、親との会話の時間はぐんと減ってしまいます。
私は親元から離れて暮らしていたからこそ、そんなような話ができたのかもしれないですね。
毎日顔を突き合わせていれば、そんな時間は少なかったのかもしれません。
明日は東京に帰るという前の晩に、父は必ず「最後の晩餐じゃのう」と、ちょっと寂しそうな笑顔で口にしていました。
雨脚が少し強まったようです。
早朝から出勤する娘の事を想う、死ぬまで母親の私も、今日は父の娘としての思い出をたどってみることにします。
今日の言葉
やっほ、雨が降った~~♪と思うのは、バケツで水を運ばなくてもベランダ掃除ができる日。
南向きの窓に打ち付ける大雨の後の、ピカピカの窓ガラス。ラッキー♪
そして、雨粒を纏った草花を見るのが好き。
雨が降ると、カメラをぶら下げて公園に出向いていた時期もありました。
これは‥‥何年か前の何かの双葉。棉かな?
どうも間引くのが気が引ける私。だから植物がうまく育てられないんですね。
今年のは、まだ写真に撮ってないので、まだ今度。
ご訪問いただきありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫