☆つる姫の星の燈火☆

#137 雨の朝

週の初めは雨、憂鬱な気分になる方も多いでしょう。

出かける時間を気にすることも滅多にない、また、種を植えた私にとっては、雨は恵。

毎朝、玄関を開けて、成長を見るのが楽しみの一つになりました。

途中で枯れたり、虫に食われるのは、ショックですが、それもまた哲学にして、勉強にします。

我が人生に、もはや無駄なし。

 

今日5月20日は、亡くなった父の誕生日です。

毎年何かしら贈り物をしていましたが、施設に入ってからは、パジャマとか枕、そんなようなものばかりでした。

枕とかクッションのようなものに関しては、身体が動かせなかった分、こだわりが強くて、何度も違うものを試していたようです。

コロナの前は、面会に行くたび、まくらや足元のクッションの位置を、数ミリ単位で動かされたものです。

わがままな父でしたが、最期にはそんなような孝行しかできませんでした。

かこつけて今日は父の生誕94年に、ノンアルで献杯でもしますかな。

鼻を赤くして焼酎を飲む父と、宇宙や旅の話、時々戦争体験の話で盛り上がった時間、どれほど貴重だったか。

母親は、私と父との会話にあまり入っては来ませんでしたが、母親にしか話せないこともありました。

大人になると、親との会話の時間はぐんと減ってしまいます。

私は親元から離れて暮らしていたからこそ、そんなような話ができたのかもしれないですね。

毎日顔を突き合わせていれば、そんな時間は少なかったのかもしれません。

明日は東京に帰るという前の晩に、父は必ず「最後の晩餐じゃのう」と、ちょっと寂しそうな笑顔で口にしていました。

 

雨脚が少し強まったようです。

早朝から出勤する娘の事を想う、死ぬまで母親の私も、今日は父の娘としての思い出をたどってみることにします。

 

今日の言葉

 

やっほ、雨が降った~~♪と思うのは、バケツで水を運ばなくてもベランダ掃除ができる日。

南向きの窓に打ち付ける大雨の後の、ピカピカの窓ガラス。ラッキー♪

そして、雨粒を纏った草花を見るのが好き。

雨が降ると、カメラをぶら下げて公園に出向いていた時期もありました。

これは‥‥何年か前の何かの双葉。棉かな?

どうも間引くのが気が引ける私。だから植物がうまく育てられないんですね。

今年のは、まだ写真に撮ってないので、まだ今度。

 

ご訪問いただきありがとうございます。

感謝をこめて

つる姫


私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

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