昨日はとっても不思議な、夢のあるような事がありました。
夕方ロッキーを庭先につないで、その辺を片づけたりしていたら
ナミアゲハがひらひら飛んできました。
ゆっくりゆっくり、私とロッキーのそばを飛ぶのです。
そして、手にとまるんじゃないかと思う程そばに近づいて、思わずつかもうとしたほどです。
その後ロッキーの方に飛んで行って、ロッキーがパクっと口を開けたほど彼の顔の近くを飛びました。
私が思わず掴もうとしたのと、同じ感覚だったと思います。
レモンの木に産卵でもしたいのかなと思って様子を見ていると、まだ青い南天の実にとまりました。
急いでカメラを取りに入って出てくると、まだとまっているので、
大きなカメラを向けると、ひらひらと飛び去ってしまいました。
写真は残念でしたが、向かって左の羽の先っぽが少しちぎれている所まで見えました。
写真にとられて、ブログに載せられるのが嫌だったのかなあ(笑)
いずれにしても、あの子は間違いなくたろちゃんやはなこちゃんの子孫だと思います。
蝶に近づいてこられたのは初めてでした。逃げられたことは、何度もあるけど。
この様子を周りで誰か見ていたら、つる姫さんは蝶と交信できるのか?と思ったと思うよ。まじで。
ち・・・ちなみに・・今朝卵産んでないかなと確認した時
また幼虫を二匹見つけてしもうた・・・・。
さて、長くなってしまいますが、昨日映画のロッキーの話がちらっと出ましたが、今日はその映画の思い出を一席。
以前も話したような気がしますが、第一作目のロッキーをみたのは
短大を卒業して働き始めてすぐの頃でした。
職場のすぐ近くに映画館があり、仕事が終わってから友達と待ち合わせして
たびたび映画を観に行ったものです。
ROCKYは、当時私が大ファンだった郷ひろみさんが観て、とても感動したと言っていたので
そんな事なら、私もその感動を味わいたいと思い、ストーリーも何も知らないで観に行きました。
嘘みたいですが、本当に全く何も知らなかったのです。
美しいロッキー山脈の麓で、クララが立った、的な物語かと本気で思っていたのです。
結構バカなんですわたし。え?知ってた?あらま。
映画が始まると、いきなり薄暗い場末のボクシング場の絵。
なんじゃこりゃ・・・いつになったら綺麗な山や湖が出てくるのかと思っていると
どうやらロッキーと言うのは。このフランシスコ・ザビエル的に目じりの下がったぼそぼそしゃべるおじさんの事らしい。。
しかし、そうこうしているうちに映画にのめりこみ、アポロとの試合中には
劇場内のどこからか「よし!そこだ右!」等とつい口に出てしまったおじさんの声。
誰もそれを「うるさい」等とは思わず、劇場内の皆が一つになったような感じでした。
全く先入観を持たずに行った私は、だからこそもの凄く感動してしまったのでした。
エイドリアーン!
鳥肌が立つ、と言う事を実感したのがこの映画だったのです。
そう、この映画はクララではなく、鳥肌が立つ映画だったのです。
私はよく鳥肌が立つのですが、やはりつるだからでしょうか。
当時色々思うところもあって、働き始めたばかりの仕事に行くのが辛かった私は
毎朝ロッキーのテーマのカセットテープを流しながら化粧をして、
家賃18000円の四畳半の部屋から、頑張って仕事に出て行ったものです。
さすがに生卵を5個は飲めませんでしたし、その頃は酒もほとんど飲めませんでした。
ええっ!?
ロッキーのシリーズが進むにつれ、ちょっとな~と思う作品もありましたが
何年か前の「ロッキー・ザ・ファイナル」は内容もさることながら、
劇中のロッキーと同じ年月を重ねた自分を思って、とてもじんわりと感動しました。
あれでもう終わったと思ったのに、今度は、宿敵アポロの息子をトレーニングする?
そう来たか!メッチャ楽しみです。
スタローンにも、あの映画には思い入れがあるのでしょうね。
何せ、最初のは3日で脚本を書き上げ、ポルノ映画なんかに出ていた自身も
あれだけの身体を作り上げて制作した映画ですもの。
本人が出る、と言う事で製作費はかなり削られたようですが、大ヒットになりましたね。
観たい映画は沢山ありますが、12月まで劇場デビューを待とうかな、とまで思う次第です。
スタローンは、きっと今の私のためにこの映画を作ってくれたんだわ。と思い込む。
先入観なしで観に行きたいです。よい子の皆さん、知ってても詳しい事は教えないでね。
教えたら殴るよ。
と言う事で、ロッキーは20歳の頃から、いつも私の事を勇気づけてくれた、と言う話でした。
我が家のロッキー君は、そのロッキーに因んで名づけられたのですよ。
ちょうどロッキーとペットショップであった頃、月と木星が接近して見えている時で
月とか木星にちなんだ名前を付けようと思っていたのですが、アポロ?なんて思った時
アポロはロッキーに負けちゃったんだぞ、と言う事になり、じゃあロッキーだ!で決定。
私はアメリカとカナダのロッキー山脈のファンだった事もあり、よい名前になったなあと悦に入っておりました。
ママは悦に、犬は箱に入る。
今日もよい日になりますように。
素敵な週末をお過ごしください。
ありがとう
つる姫