先日、羅漢寺に行った帰りに立ち寄った、たこ薬師様の境内に、
両目の入れられただるまさんが、沢山置かれている小屋がありました。
で、達磨というものに、改めて興味を持ちました。
達磨は、お正月に買ってきて片目を入れ、次の新年には、もう片方を入れてお焚き上げしてもらう、というような事もしていましたが、
転んでも起き上がるという事などで、縁起物として親しまれ、また日本画にも、数多く描かれている人物でもあります。
ちょっとだけ調べたところ、達磨大師は、インドの国王の三男として生まれ、兄二人よりも、賢くて志が高く、般若多羅という師匠について、長い事インドで修業をし、ウソか誠か、なんと100歳を超え、120歳になってから中国に渡り、修行をして禅宗の始祖となったとか。
手足のないのは、壁観という厳しい修行で、手足が腐って切り落とさなければならなかったからで、
達磨さんが怖い顔をしているのは、人々をにらみつけているからではなく、くじけそうになる自分の心を見つめているからだそうです。
528年10月5日、150歳で亡くなり、死を惜しんだ時の皇帝から大師号が贈られ、「達磨大師」となったという事です。
どうも、ウソと誠が入りまじっている気がするのは、私が悟りを開いておらぬからじゃろうか。
しかし、それもそのはず、そこまでして150歳まで生きた達磨大師さんですら、悟りは開けなかったという話です。
調べたことからですが、私の言葉で書きましたので、若干違うところもあるかと思います。
興味のある方は、ご自身でちゃんと調べてくださいね。
また、日本で達磨人形が庶民に親しまれるようになった江戸時代、達磨職人が、お客から「目が気に入らない」と言われて腹を立てて、あえて目を描きこまない物を売り始めたのが、黒目のない達磨の始まりだとか。
怖い顔といえば、先日、仁王像や不動明王様の話もしましたが、怒りの表情の中にあるものまで思いを寄せてみると、自分自身の事も見えてくるのかもしれません。
怒りと悲しみ、必死の形相。どれも、セロトニンにはよくなさそうですね。
笑
という事で、だるまさんのお話でした。
そういえば、だるまさんが転んだという遊び、私の幼い頃、田舎ではやってませんでした。
東京に来てから知ったような気がしますが。
話が長いですが、こないだのカップ麺容器で、温泉卵。
弟が早速やってみたらしいのですが、蓋にしたお皿がよくなかったようで、ほぼ生のままの物が出来たそうです。
笑
容器とお皿の隙間ができないようにね。これが一番大事ですから。
これが、まぐれにしても上出来すぎるのですわ。
カップ麺は滅多に食べる事はないので、温泉卵を作るためだけに、容器を大切に保管しているつる姫でした。
追加ですが、今朝のお味噌汁は。
緑満載。
オクラ、カブの葉、大量の長ネギの緑の部分。
具材は全部冷凍しておいたものです。
冷凍しておくと、毎日色んな組み合わせで作れるので、よいですよ。
最後までお読みいただきありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫