☆つる姫の星の燈火☆

明日散っても今日の命

ご訪問くださり、ありがとうございます。

昨日は、鎌倉に行ってきました。

最初は、人が多くて辟易しましたが

つる姫だって、人の一部。

紫陽花は、世事にはおかまいなく

今年も美しく、かわいく、ただそこに咲いておりました。

 

北鎌倉で降りて、必ず行くのは東慶寺。

小じんまりした境内に、派手さはありませんが

四季折々、沢山の花が咲きます。

大好きなお寺です。

 

石段を上る前に目にとまった、桔梗の花。

この花を見ると、故郷のお盆を思い出すのです。

お墓参りに行くと、必ず咲いていた背の高い桔梗。

ここの桔梗は、地面から20センチほどのところで

高貴な色の花びらを広げていました。

 紫に郷愁を覚える、姫なのです。

このお寺、

昔は、駆け込み寺、縁切り寺として、明治にいたるまで男子禁制の尼寺だったそうです。

石段をとり囲む色とりどりの紫陽花たち。

時折吹く南風に、頭を上下に揺らし

まるでいらっしゃい、とお辞儀をしているようです。

 

山門をくぐると、何やら可愛いらしい蕾をつけた木がありました。

2輪ほど咲いていましたが、何の花でしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

中から、透明な羽の妖精が飛び出してきそう。 

 

 

いつ伺っても、変らず座る続ける仏様。 

太陽を受け止めるたくさんの小さな掌。

 

 

 

 

 

 

風景の中に入りたいつる姫。

反対側から、自分をみている。

触ると怪我を思そうな、恐竜の足。

 

 

岩たばこ、斜面に張り付いて咲いています。

 

 

 

 

 

 

 

根元に、赤いインクを流してみたい葉脈。

或いは、赤いななほし天道を、ひと筆加えたい衝動にかられます。

 

 

 

 

ふわふわの夢を見ているよ。

 

達磨大師さんと、ツーショット。

わかるかな。

 

 

 

今度はミラーの中で、景色の一部になってみました。

せせらぎを覗き込み、落とす花びらを

大海への夢につなげる。 

道端のバラも咲いて、6月の終わり。

 

紫陽花で有名な明月院は、混雑を予想して素通り。

最後に来るのは、鶴岡八幡宮。

おととしでしたか、突然倒れた大銀杏の木は

 

沢山の人の応援を受けて

再び、沢山の人の願いや命を見守る、大樹となるのでしょう。

一身に受けとめた魂を、より高い所に運んでくださったのかもしれません。

ありがとうございます。

七夕祭り。

人の数だけ、願いが叶いますように。

 

鳩を飼いならしたおじさんがいました。

 

一面の緑の中に、目を凝らすと

 

いたいた・・・。

 

あら・・・わたくしが一番かしら。

とまどいながら、回りを伺うみずみずしいうす紅、一輪。

一番でも最後でも

咲いた命は今日がすべて。

 

辺りの雑踏は、もうなんでもなくなりました。

つる姫は、ただの点になって

紫陽花や季節の花の中を一人で歩いていました。

妄想は続くよどこまでも。

野を越え、山越え、谷越えて。

 

 

 

素敵な週末をお過ごしください。

 

感謝をこめて                             つる姫

 

 

 

 

 

 

 


私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

コメント一覧

つる姫
るみこさん
コメントありがとうございます。
しつこいほどの写真。
でも、どれもこれもみなさんと
シェアしたくて・・。
最後の紫陽花、変わってますよね。
実はなにげなく、がく紫陽花だと思い込んで
シャッター切ってたんです 汗

えへへ、どこそこに面が割れない程度に
登場してるでしょ?

あれほど人が多かったのに
ひとりで、紫陽花とゆっくり対話できました。
来月は蓮の花かな。
どこへ行こうか楽しみです♪
るみこ
どれもとっても素敵!
桔梗の花はやはり和の雰囲気がいっぱい。
高貴な紫色がまたいいですね。

たくさんの写真、どれもそれぞれにほんとに素敵で見とれました。

紫陽花もいろんな種類があるんだなぁと
驚きながら楽しませて頂きましたが、
特に最後の紫陽花にとても惹かれます。
ふと思うに、形がライラックの花にも似てますね。

つる姫さんの感性と目を通しての世界
存分に楽しませて頂きましたよ~♪

そして、茶目っ気のあるつる姫さんの姿があちこちに隠れてて
ついつい笑顔になりました~!




つる姫
天道虫さん
東慶寺、いつもより混んでました。
修学旅行や、社会見学の子どもたちもいたし。
確かに鎌倉は人が多すぎますね。
紫陽花はどこでも見れるけど
鎌倉で見る紫陽花が好きなのです。
飛鳥山公園に行こうかと悩んだのですが
足が横須賀線の駅の方に向いていました。
つる姫
KEIさん
ありがとうございます。
盆レスの日々は淋しかったですよね。
天道虫
花花花、きれいです。
東慶寺もいいですね。混んでいませんでした?
でも鎌倉は人が多すぎと思う。
KEI
花々
見ごたえ有るフラワーショーでした。
ボンレスはハムだけで良いよね。
つる姫
うらしまぼんたろうさん
やっと出たな~笑

心配してましたよ

よかったよかった。
浦島BON太郎
よい一日でしたね。
あいかわらず素敵な写真。。。。

玉手箱を開け間違えてさらに年老いてしまった私。

カスが溜まってバコ(汗)
つる姫
SEIRO_NAKAIさん
コメントありがとうございます。
写真はこの何倍も撮りましたが(笑)
自分が写れば、花が台無しになりますからねぇ。鏡に映ったのは無機質な物体。
N君も素敵な週末を。
東京は昨日まで梅雨の晴れ間でしたが
夕方からまた、曇り空が戻るそうです。

SEIRO_NAKAI
花盛りの梅雨!!
いやはや、つる姫さま、よくぞ、こんなにたくさんのお花を撮られたものですね。これぞ、6月!!これでもかと続く写真にびっくりするやら、つる姫さまの執念を感じないではいられませんでした。リフレッシュ北鎌倉でしたね。よかった、よかったです。

たまには、自分を撮れば、と、思った瞬間に、ミラーへ登場とは、さすが、つる姫さまです。心憎いばかりの読者心理をよんだ演出。

つる姫さま、ただものじゃないです。
すてきな週末を。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

最近の「フォト&エッセイ 旅編」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事