私もあまり知らなかったのですが、今日は重陽の節句だそうです。
重陽の節句は一年で最も縁起が良く、一方不吉な日と書かれてありました。
なんでも、中国では奇数のことを陽数といい、縁起がよいとされてきて、なかでも最も大きな陽数「9」が重なる9月9日を「重陽の節句」と制定。無病息災や子孫繁栄を願い、祝いの宴を開いたことが起源とされるそうです。
その一方、陽数が重なると災いが起こりやすく不吉だとも考えられており、よくないことが起きないようにと、9月9日には邪気を払う風習が根づいたともいわれています。
旧暦の9月9日は、現在の10月中旬ごろに当たり、菊の花が美しく咲き、見頃を迎える時期。
菊は邪気を払う力をもつ霊草と信じられていたこともあり、重陽の節句には菊の花を観賞したり、菊の花を漬け込んだ酒を飲んで、無病息災や不老長寿を願ったとされていて、菊の節句ともいわれるそうです。
節句や季節の行事などもそうですが、千年にもわたる長い年月の間、日本は中国に学び、その文化をとり入れて、日本独自の様式に確立してきたものもございます。
しかしながら、感染症だけは、取り入れたくなかったですわね。
9月9日、きゅうきゅう。
救急車の音を聞かない日になってほしいものです。
そんな9の日。孫は1歳9ヶ月になります。
あっという間に乳児から幼児に。
たまに送られてくる動画をみると、活発で負けん気の強い子のようです。
言葉が出るのが遅いみたいだけど、行動を見ていると、頭の中で言葉を反芻するタイプかも。
こういう子は、突然一気にしゃべり始めるようです。
気の強いのは誰に似たんだか。
そうそう、昨日命日だったおばあちゃんは、とても気の強い人でした。
お転婆で大けがをしたこともあったらしいし、嫌いな先生に悪いいたずらもしていたそうです。
時代背景や環境もあったかもしれませんが、私はおばあちゃんには似てません。はい。
さて、昨日お買い物に行く途中久しぶりにミンミンゼミの声を聞きました。
夏の終わり、生き物たちの命のリレーは続いています。
それにしても、この夏は、レモンの木のあおむしちゃんがいない。
一個だけ実ったレモンの実が、重さを増して枝をたわませているだけです。
Photo by Tsuruhime
ご訪問ありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫