柄にもなくKIMONOのお話です。
先日お友達のブラボー様に、和小物作りの講座に誘っていただきました。
ガラにもなく。とお思いでしょうが実はつる姫、もの作りは好きなんですよ。
ただ、熱しやすくすぐ飽きる
先生は計算によると70代のようですが、お肌もきれいだし元気な方。
ご主人を亡くされてしばらくして、自宅に山ほどある着物の山を見て
モッタイナイから、洋服に縫い直して自分で着よう。。と思ったのがきっかけで
今では、着物リメイクをはじめとしたカルチャーセンターでご活躍中です。
http://ameblo.jp/oinuma-hideko/
この日は、着物の端切れを使ったティッシュケースづくり。
折り曲げて折り曲げて折り曲げて・・・
端っこにロックミシンをかけて出来上がり はやっ!!
久々にご年配の方に囲まれて、まったりとした時間を過ごさせていただきました。
先生のお召しになっているのは、確か羽織から作ったチュニック風の洋服です。
それと、ブラボー様のお召しになっている物は、すべてご自分で縫われたそうです。
紺色のカーディガン、私にも縫って~~~
で、ここで私が言うまでもないのですが
日本の着物の素晴らしさというものに、気づかせていただいたのです。
着物って、同じサイズですよね。
お相撲さんでもない限り、身長や胴回りに関わらずほとんどの人が同じ着物を着れるんです。
なんと素晴らしい物なのでしょうか!
子どもの着物や浴衣は、肩幅や丈を詰めて着せます。
子どもの頃、お祭りやお盆に着物や浴衣を着せてもらう前に、着物の長さをみる。
前の年より身長が伸びているので、丈を長くしてもらう。肩幅を広くしてもらう。
その時親はたぶん、子どもの成長を喜んでいた事でしょう。
自分自身も背が伸びるのがうれしかったですからね。
着物に限らず、昔の文化には無駄がないと思うんです。
たとえば・・・古い奴だとお思いでしょうが(これ自体、超古いし)
薪でお風呂を沸かすと、燃えた木が炭になって
それを再利用して使っていました。
竹ぼうきなどは、すり減って使えなくなるとお風呂の焚きつけに。
畳は、い草を裏返して貼り換えて使ったりとか。
昔の家にあった階段を、父は自分の物置の二階に行く階段として再利用していました。
すごい!
買い物かごをぶら下げてお買い物。
お豆腐を入れる容器を持って行ったり
魚は新聞紙に包んでもらったり。
今何がゴミになるかって、あの発泡スチロールのトレイ。
洗ってリサイクルには出しますが、便利だけど無駄なものだなあと思います。
近年、エコやリサイクルとかが言われるようになってはいますが
どうでしょうか。。ね。
けちけちする、というのと
物を大切に、無駄なく使う、というのは違うと思うんですが
まだ使えるのに新しいものを買う、という風潮があるようです。
以上、着物の素晴らしさから
昔の文化の素晴らしさ、究極のエコという事を再確認した、というお話でした。
良い体験をさせてくださったブラボー様に感謝です。
今日は資源ごみの日です。
段ボールや、缶ビールの缶(はい、すいません)
リサイクル可能なプラスティック類。
出してきました!
燃えるごみ、燃えないゴミ、という「ごみ」をなるべく少なくするよう努力はしております。
久々に青空で始まった江戸の朝。
気温もぐっと下がりましたから、毛布や冬のお布団を干しました。
そして、カーテンも洗いました。そのままつけて自然乾燥です
レースのカーテンを洗ったら部屋が明るくなった感じ
今は厚手のカーテンも洗える生地なので、清潔を保てますよね。
洗える、というのも素敵なエコです。
素敵な週末をお過ごしください。
感謝をこめて
つる姫