東京も梅雨明け宣言したようですが、この辺は雨の少ない梅雨でした。
昨夜も北側の部屋で寝たのですが、クーラーどころか、扇風機もいらないくらい涼しくて、
途中で窓を閉めたほどでした。
窓の外にあった大きな木が切られたおかげで、風通しもよくなったのでしょうか。
でも、今日は猛烈な暑さになる予報です。
昨日、水の事故の話をしたのですが、この件に関してはネットでいろんな人の意見を読みました。
印象的だったのは、自分も昔おぼれて死にそうになった、という方たちの書き込みでした。
昨日お話ししたように、私も川で溺れそうになった一人ですが、私を含め、幸運にも命がつながった人たちは、二度と同じことはしないし、その体験を家族なり身近な人に話しているはずです。
昨日お話しした友達との川遊びのことをもう少し書いておきます。
友達というのは、近所に住んでいた、二学年年上の子でした。
私には、お姉ちゃんのような存在で、とても慕っていたのですが、確か小学2年生くらいの時に、近くの町に引っ越してしまいました。
その喪失感を今でも覚えているほど、大好きなお姉ちゃんでした。
その後、夏休みにはそのお姉ちゃんのところに泊まりに行かせてもらうようになりました。
ある夏休み。
お姉ちゃんの自宅から、電車(汽車でしたが)で二つか三つ目くらいのところの川に泳ぎに行こうという話になりました。
確か私が3年生で、お姉ちゃんが5年か6年生。
出かける前に、お姉ちゃんのお父さんが、泳ぐ時に気を付けることをたくさん教えていました。
そばで、いい加減に聞いていた私が覚えているのは、天気が良くても、川の上流の空を注意して見るように、という事。
上流で雨が降れば、川の水が一気に増える、ということだったようです。
上流の空が暗くなったら、すぐに川から出て帰ってくるようにと。
真剣に聞いていたお姉ちゃん。
たくさんのことを教わって、泳ぎに連れて行ってくれました。
そうはいっても小学生の二人で、川に行くのは危険な事でしたね。
責任感の強い、真面目なお姉ちゃんは、しょっちゅう川の上流の空を見ていました。
泳ぎの得意なお姉ちゃんが、すいすい泳いでいるのを横目で見ながら、最初は浅瀬で水遊びしていましたが、
お姉ちゃんのほうまで行きたくなったのでしょうか。
だんだん深い方へ、つま先で川底を蹴って行くうち、突然足元の地面がなくなった。
そばについてきてくれていたお姉ちゃんは、沈みそうになりもがく私を、びっくりした顔で、でも何もできずに見てるだけでした。
その時、突然足元に地面が(岩があった)出現して、ぶわっと浮いて助かったのです。
オーマイブッダ。。。
運命の分かれ道、足元に誰かが岩を置いてくれた。
あの時にもし溺れていたら、お姉ちゃんもご両親も、私の家族も、一生引きずるようなことになったでしょう。
だからこそ、先日のお子さんたちの事故を聞いて、本当に胸が痛みました。
川で遊んでいると河童にさらわれたり、足を引っ張られる、とか、迷信みたいな言い伝えもありますが、
あれは、子どもたちへの警告のようなものなのでしょう。
私は、田舎育ちで、自然の中で遊んで育ちました。
山や川に行くとき、親は口を酸っぱくして、あれをするな、あそこから上にはいくな、と注意してくれました。
その約束を破って遊んだことも、正直ありました。
このくらい大丈夫、と思ってしまう冒険心や好奇心も、子供の成長には必要なことだとも思います。
何年も前から、危険だからとか、誰かがケガをしたからとかで、公園の遊具がどんどんなくなっていきました。
子どもを守るという事が、違う方向へ向かっているような違和感を覚えたものです。
私も、山からずり落ちたり、石と一緒に川に落ちたり、犬に追いかけられて成長してきました。
経験より強力な教えはないですが、命あってこそ。
危険に近づけないことも大切で、本当に難しいところではありますが、大人の言うことは聞いた方がいいこともたくさんあるという事を、お子さんたちにわかってほしいです。
私たちの言葉が説得力を持つかどうか、それは、私たち大人の日ごろの行いでしょう。
勉強は大事ですが、何より先に身につけさせたいのは、生き抜く知恵や力ではないでしょうか。
どうもうまく言えませんが、私たち大人は今、こどもたちに本当に大切なことを学ばせているでしょうか。
友達や周りに影響され、その場の雰囲気で集団意識も働いて、問題を起こすこともままあり、断り切れない状況もあるでしょう。
その時に、これはダメだよ!って勇気をもって言える子が一人でもいれば、そしてその子の言葉がみんなに響けば。
野生の生き物は、子どもに生きる術だけを教えます。
巣立つまでは、子どもを守るためにボロボロになって子育てします。
人間はそんな風には生きられないとわかっちゃいますが、見習うべき点はたくさんあります。
さて、今週は少しペースダウンして、お絵かきは三枚。
ペンギン
ひまわりハムちゃん。
あざとかわいいチョウゲンボウ
そういえば昨日話した朝顔の種のことですが、調べたところ、できた種を植えて違う色が出ることはたまにあるらしいです。
しかも、この子は色だけでなく形も違う?
まるくない。
種それぞれが違う遺伝子を持っているらしい(ちょっと詳しくは理解できませんでしたが)
突然変異とかもね。
今年できた種を来年も植えてみます。真っ白な花が咲くこともあるようです。
そういえば、夏休みに子どもたちが学校で育てたマイ朝顔を持ち帰っていたものですが、今はやらなくなったのかな?
懐かしいなあ、夏休みの自由研究。
子どもたちの手伝いをして、結局私が一番嵌るってパターン。
この自由研究のことも今度かいておきます。
長くなりましたし、何言ってるのか意味わからないですが、自然と触れ合って成長することは、とても大切な事。
自然は誰よりも何よりも素晴らしい教師だと思う。
また、ある程度の年齢までは、親や保護者が寄り添って、たくさんの命の知恵を伝えてあげたいものです。
その知恵も、ご先祖様から引き継いできた大切なもの。
ご訪問頂きありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫
それにしても、それゆけカープ♪
*書いたことはすべて私個人の見解です。どなたかを非難する意図は全くありません。