☆つる姫の星の燈火☆

#2232 五月晴れにしあわせと涙

もともとは、梅雨の晴れ間の事を五月晴れといったようですが、昨日のお江戸はまさに元祖五月晴れでした。

バタバタと断捨離などをこなして、北側にある裏の空き地の、本来はめっちゃ邪魔になる大きなクスノキを潜り抜けてくる風に吹かれていると、しあわせ~~って気持ちになりました。

しかし、物を整理していたら、息子が小学校2年か3年の時に書いたものが出てきました。

表紙には「見るなくん」と書かれてあり、もしかしたら、ママに内緒の心の叫びだったのかと思うような内容でした。

どうも、息子はイジメにあっていたようで、その事は私も少なからず、承知していたはずです。

ある時、怪我や命にかかわるようないじめがあった事を、学校から帰ってきた息子が訴えたので、すぐに担任に連絡して、対応してもらいました。

その時の担任が、信頼できる良い先生だったのが救いでした。

その後イジメがなくなったかどうかわかりませんが、担任が信頼できるとわかった息子は、多分心を軽くしたはず。

息子は、人に対して攻撃的なことができる子ではなく、リーダーシップも取れるタイプの子だと思っていたのですが、本人は目立つのが怖かったんだな、と改めて感じました。

押し込めて、押し込めて、反抗期さえないような子どもでした。

息子の心の奥底まで、わかってあげることが出来ていなかったのだろう、と思うと涙が出ました。

その時々で、母親として対応してきたつもりでしたが、未熟な私、果たして正しい対応だったのかということは、わかりません。

ただ、普通に育ってくれたことに、感謝する事しかないです。

いじめられる子の親、いじめる子の親、完璧な親なんていなくて、お互いが育てあって行くものなのだろうとは思います。

愛情にも「ゆがんだ愛情」なるものがあるようで、本当に人間って難しいというか、正解のようなものはないのだろうとも。

これから子育てをしていく子どもたち。

世の中もずいぶん変わりましたが、価値観などの違う人たちと、どう共存していくのか、と余計な心配もしてしまいます。

考えても仕方ない事で、心に枷をかけるより、まずは自分が前を向いて、しっかりと生きる事が、子どもたちへの愛だとも思う。

そう思うしかない。

そして、人って「縁」で人生が変わるなと改めて思うし、よいご縁をいただくためには、自分がどうあるべきか。

人との関わりを極力避けて来た近年の自分に、そんな事を言える資格はないのかも知れませんが、類は友を呼ぶんですよね。

そんなような事を、元祖五月晴れの空を見上げて考えたつる姫なのでした。

ややこしい話が長くなってもあれですので、コロッと変えて、

少し前ですが、北側の窓から見える空に、ある朝

垂直に落ちる飛行機雲。

この角度で見ることがなかったので、驚きと感動。

 

さて、先日正体不明の幼虫を捕獲しましたが、今朝見ると終齢幼虫になっていました。

久々のクロアゲハの可能性大ですが、寄生や病気がなければ、今月中に羽化して成虫の姿を見れるはず♪

そうなのです。結局は、今年もあおむしを飼ってしまった私なのでした。

檸檬の木には、まだ幼虫がいますが、これ以上は捕獲する気はありません。

実も日に日に大きくなっていますので、葉を食べつくされては困ります。

こころを鬼にして、自然の摂理に任せます。

 

6月もあっという間に半分過ぎようとしています。

今日も笑顔で過ごせますように。

感謝をこめて

つる姫

(ブログ開設から2889日)


私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

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