またもや、週末雨ですね。
シルバーウイークはお天気に恵まれなかったようです。
お彼岸のお墓参りも、大変だったのでは。
お墓参りと言えば、昨日、母の弟、つまり私のおじさんが、実家に突然訪ねてきたそうです。
祖母のお墓が、少し離れた町にあるのですが、そこにお墓参りに来たついでに、足を伸ばしてくれたそうで、
息子さんが、二つ隣の県から、車で連れてきてくれたようです。
施設に入っている母に、予約はなかったのですが、無理にお願いして面会させてもらったようです。
母が88歳、おじさんは85歳位でしょうか。
遠く離れて住んでいて、その年になれば、次に生きて会えるかどうか、わかりません。
ガラス越しでもあり、お互い耳が遠いので、母は介護士さんに、おじさんは弟に通訳してもらいながら、わずかな時間の対面を果たせたようです。
母には弟が三人おりました。
長男と三男はすでに他界しており、次男であるこのおじさんが、祖母のお墓を守ってくれています。
ずっと遠くに離れて住んでいたので、おじさんがどんな人生を歩んでこられたか知りませんが、3人のおじさんたちの中では、一番地味な感じで、優しいおじさん、という印象でした。
母方のおじいちゃんは、早くに亡くなったので、おばあちゃんは四人の子どもたちを育てるのに、大変な苦労をしたようです。
そして、姉弟の一番上であり、たった一人の女の子だった母は、何かと弟たちの面倒をみていたのでしょう。
男兄弟3人の関係は、色々あったようですが、それぞれの弟たちは、母の事をとても慕ってくれていました。
幼い頃の記憶に、叔父さんたちみんなが、母の事を「おねえちゃん、おねえちゃん」と呼んでいた光景が、はっきり残っています。
最後に残った弟との再会。
急なお願いにも関らず、面会を許可してくださった施設の方に、感謝しかありません。
コロナ禍でなければ、お互い手を握り合う事もできたでしょう。
私の弟は、この再会を心から嬉しく思ったようです。
血のつながりとか、人としての当たり前の気持ち、そんなような事だったのだろうと、現場にいなかった私も、幸せな気持ちになりました。
再会の様子を写真に撮っていましたが、私たち姉弟も、そのうちこんな日が来るのかしら。。。と、ふと思いました。
独身の弟、近くに頼れる親戚もいません。
私が先か弟が先かわかりませんが、私の方がボケずに長生きして、後を継ぐ人のいない家をきちんと整理してから、大手を振って、みんなのいるところへ逝けたらいいかなと、勝手な言い分ですが、そんな風に思い、そして、そういう風に思える自分たちに育ててくれた親に、改めて感謝した、私の秋分の日2022年、でした。
私事、最後までお読みいただきありがとうございます。。
感謝をこめて
つる姫