今朝の夜明け前です。
しょっぱい三日月が浮かんでいます。
私はリアルタイムでテレビを観ることはほとんどなくなりましたが、連ドラは録画したり、ネットで一気見したりしています。
この秋の連ドラは、私的に面白いと思ったものが多かった。
で、つる姫的、2024年秋の連ドラランク。
一位 海に眠るダイヤモンド
二位 ライオンの隠れ家
三位 全領域解決室
その他 民王 モンスター 放課後カルテ
民王は、池井戸潤さんの原作なんですが、面白くて深い内容でもあったと思うんだけど、前回のがよすぎて。
遠藤憲一さんや入れ替わった俳優さんたちの演技がうますぎて、そちらの方に感心したってとこです。
三位の通称全決。
初回の出だしがグロすぎて、いったん観るのをやめてたんだけど、見続けていたら、結構内容が深い。
観てない人のために、ネタバレはしないけど、私的にはうんうんと思う部分も多かった。
現代に存在する神と、その神を否定するものとの闘い、的な。
二位と一位は、ほんとは同率ってくらいよかったんだけど。
ライオンの隠れ家は、自閉症の弟と暮らす兄と、疾走していた姉がからんで、サスペンス要素も含んだファミリードラマ。
これもまた、俳優陣が素晴らしくて、柳楽優弥さん、坂東龍汰さんはもちろんだけど、子役の佐藤大空君の演技は、演技じゃない。
本当に自然で、演じている感なくて素晴らしかった。
このドラマで、坂東さん演じた自閉症への理解とか関心が深まったのではと思うし、ラストもよかったです。
一位の海に眠るダイヤモンド
これは、この秋というより、私のドラマ史上でも一位かもしれないほど、いまだに余韻を引きずっているドラマでした。
だって、最終回、二回もみちゃった。こんなことも初めてです。
軍艦島の歴史も興味深かったし、素人だからよくわからないけど、脚本が絶妙なんだろうなあって感じた。
神木君と杉咲さんの演技も、群を抜いて素晴らしかった。
各回にばらまかれ、ちりばめられていた伏線、最終回までどうなるのか見当がつかなくて、最後に悪い意味で「え~~?」ってならないように願ってたけど、最後にすべての伏線が回収されて、よい意味で「え~?」で。
人それぞれ好き嫌いも感想も違うと思いますし、視聴率なるものはよくなかったらしいですが、そんなの関係ない。
観た人とぜひ語り合いたい、そんな風に思えた一位のドラマでした。
主題歌「ねっこ」も最高、いいところで流れてくるんですよ、この曲が。
最終回で、私が昔から大好きな花が咲いている光景でこの曲が流れたときには、声を漏らして泣きましたわ。
今朝はYouTubeで、モーツァルトの代わりにking Gnu聞いて、今もPCで流してます。
嵌るときは嵌って、飽きやすいタイプかもしれない的な。
ご覧になった方はおられますでしょうか。
こうしてみても、すごいメンバーですね。宮本信子さんも久々ドラマで拝見しました。
伊丹作品、懐かしいな。
神木君も杉咲さんも、子どもの頃から活躍しておられますが、芸能界ですくすく育っておられるようで。
以上、映画っこドラマっこつる姫の秋のドラマベスト3でした。
三位の全決とか、民王などは、まだ次に続きそうな予感を残して終わったけど、一位と二位は、これ以上何を描くことがあるのかって思うような、完璧なラストだったと私は思います。
因みに、めっちゃ笑いたくて、飛んで埼玉の琵琶湖編を観たんだけど、笑うにはワロタけど、やっぱり前作を超えるって難しいんだろうなあって思った。
今日の言葉
ささやかな花でいい
あなたにとって価値があればいい
ねっこより
これ、歌詞をブログなどに載せると、著作権云々でダメな時があるので、ぜひご自身で歌詞をググってみてください。
最近の人の歌はようわかりませんが、この歌詞も歌声もとても素敵です。
こんなにも余韻を引きずるドラマはなくて、いろんな記事や、皆さんの感想を読んでるだけで、涙が出るよ。
ご訪問いただきありがとうございます
感謝をこめて
つる姫