かなり前の話ですが、鎌倉散策で江の島まで行った時の事。
江の島入り口辺りの浜で、時間がなかったので、お昼ご飯に、コンビニで買ったサンドイッチとビールを飲んでいました。
爆
ビールは健康のバロメーター。
ふと上空を見ると、トンビらしき鳥が旋回しています。
その時は、ゴマ粒くらいの大きさに見えたので、特に気にも留めずサンドイッチを頬張っていたのですが。
見上げるトンビの大きさが、旋回するたびに大きくなっているなあ・・・と思いつつ、サンドイッチを口にすると、
ブワッ!
後方から、トンビが頭をかすめて行きました。
髪の毛が舞い上がるほど、頭に触れるぎりぎりでした。
うおおおおお~~っ!
これがかの有名な江の島のトビ。
本当に襲ってくるんだあと思い、残っていたサンドイッチを、ほっぺたがはちきれるほどの勢いで口に詰め込みました。
今なら、窒息するか誤嚥性肺炎でも起こすところです。
そして、もう何もないよ!とアピールするために、サンドイッチが入っていたビニールを放り出して、手のひらを上空へ向けて見せました。
二度とトンビはやってきませんでした。
口から出すわけにもいかず、サンドイッチをビールで流し込んで、放り出して風に飛ばされていたビニールを回収。
ゴマ粒ほどに見える上空から、食べ物が見えるトンビの能力に驚いたものです。
というか、人間は食べ物を持っていると学習しているんですよね。
わざわざ与える人もいるし(怒)
そんなトンビには、湘南に住んでいた時も脅威を感じていました。
こたろうくらいの大きさなら襲われることもあるようです。
実際、放し飼いにしていた子犬を連れ去られた人もいるとか。
(放し飼いはだめですが)
トンビはどこにでもいて珍しくもないし、あの恐怖の体験以来大嫌いでした。
しかし、数年前から鳥の絵を描くようになり、最近は猛禽ラブ。
猛禽の画像を検索してて、トビの美しさに気づく。
案外可愛らしい眼に、美しい羽根。
と思ってトンビを描きました。
ちょっと羽の白いところがうまく行かなかったです。
ちょっといつもと趣向を変え、筆をおいて撮ってみました。
つる姫が描いたよ~という雰囲気で。
33×25センチくらいの大きさの紙です。今は大体このサイズに描いています。
以前はもっと大きなサイズに描いていたのですが、手軽に描くために少し小さいものにしました。
筆、これは奮発して買ったちょっとだけ高いものですが、いまいち。
眼とか細かいところにだけ使いますが、筆先がばらけて、おまけに手が震えるとどうにもこうにも。
まあね、手が震えるのは道具のせいではないです。笑
絵の具の色もそうですが、筆も試してから買えないので、失敗もあります。
今週のギャラリーです。
ミミズク。
いまさらですが、フクロウとかミミズクって、眼が正面にあるんですよね。
生き物の形などには、必ず意味がある。
すべて生存するための進化なのでしょうし、適したものだけが生きのこるってことですよね。
しずかなしずかな里の秋。
陽だまりが恋しくなる季節ももうすぐ。
そして、さきほどのトビでした。
昨日は結局電チャリでこたろうくんのワクチン接種に行きました。
最近炎上したペットショップと連携している動物病院、以前までと対応が違ったので、少しずつ改善しているようです。
しかし、開店したばかりの店内。
ケージの中のわんこたちを見て、毎度のことですが胸が痛みました。
生き物を展示して売るのは、やめてほしい。
あんな狭いケージで閉店から開店までおきざりにされ、昼間もあそこから出られない。
こたろうは半年近くも、あんなところで過ごしていたのかと思うと。
私が感じるだけかもしれませんが、わんこの方がにゃんこよりストレスを感じているように見えます。
こういうところでも、日本の法律はゆるすぎる。
人それぞれ思うところは違ってて、犬や猫どころじゃない方たちもたくさんおられるのもわかりますが、それを言うのもきりがないし。
いまできることは、こたろうへの責任を果たすことです。
だから元気でいないといけんのです。
さて、快晴の東京の空。
秋風に乗って上空を旋回してみたい。
自分の翼で。
そういえばさっきオナガという見かけはきれいな鳥が飛んでいましたが、あの子たちめちゃくちゃやかましいんですよね。
まあ、そのざわつきも、かわいいものですけど。
今日の名言
神は全ての鳥に食べ物を与えるが、それを巣に投げ込みはしない。
God gives every bird its food, but He does not throw it into its nest.
アメリカの小説家、ジョサイヤ・ホーランド
秋が深まるという言葉が死語になるほど、季節が急激に変わる昨今。
急な冷え込み、どうぞご自愛ください。
ご訪問頂きありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫