今朝は「我慢」という言葉が頭に浮かんだので、漢字的に考えてみました。
我慢って・・・我が傲慢になる、ってこと?
と思って、また少し調べてみました。
「我慢」っていうのは、欲望や辛さ、苦しさなど、例えばトイレを我慢するとか、食べたい饅頭をがまんする、とか、足が痛いけどがまんして歩く、というような、短期的な嫌な事をひたすら耐える、っていうようなもの。
我の傲慢な許容範囲を表すような意味合いでしょう。
一方「辛抱」という言葉があります。
辛抱というのは、苦しい状況に対して長期的に耐える事。
家族のために辛抱して働らく、というような長期的でポジティブ、なにかしら前向きな目的があるために耐える事。
「辛抱」は「辛(つら)さを抱(だ)く」と書き、辛さを抱いて、(積極的に)受け入れる」
というのが本来の語源だそうです。
「辛抱」=苦しい状況に対して、長期的に耐えること。(ポジティブ)
「我慢」=欲望や苦しさ・辛さなどを短期的に耐えること。(ネガティブ)
「長期的にポジティブに耐えるのが辛抱」
「短期的にネガティブに耐えるのが我慢」
ということになります。
【辛抱はいつか実を結ぶもの、「我慢」はいずれ爆発するもの】
「辛抱」は、「世のため・人のために頑張る」のように
ポジティブでちゃんとした目的があって、長期的に耐えていればいずれは報われるともいえる。
「我慢」は
「早く欲望を満たしたい・早くその場から逃げ出したい」
などその人本来のネガティブな感情があって、周りのためというよりは
自分のために一時的に耐えるというイメージ。
言葉のあやではありますが、私には我慢している事の方が圧倒的に多いとわかりました。
ただ、辛抱して世のため人のために頑張るものが今は何もないのも事実であります。
自爆でございますが、ちょっと違うけど、堪忍袋ってのもありますね。
明日は堪忍袋についてググってみましょうか。
今朝の黎明に、南東の空に真っ白い糸のような月が浮かんでいました。
星もひとつふたつ見えました。
拙著でございますが、読み直してまた前に進もうと思った朝でもありました。
私の「しんぼう」の始まりは、心房細動(しんぼうさいどう)でしたとさ。
ちゃんちゃん。
さて、そんな今朝のBGMはクリスマスソング特集。
心地よい男性シンガーの歌が流れてきたなあと思ったら、ナット・キング・コールだった。
懐かしい。
若い頃の思い出のナッキンコール。
あの頃も我慢ばかりして、辛抱が足りなかったかな。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫