こたろうとのお散歩。
最後の紅葉を愛でて、こたろうの写真をカシャっ。
珍しくまっすぐにこちらを向いてくれたので、一枚だけ撮ってから帰ろうとすると
どこからか、ものすごい怒鳴り声が聞こえてきました。
一体何ごとかと思っていると、公園の出口の脇道から、小学高学年位のグローブとボールを持った少年が、ものすごい勢いで走ってきました。
さらに、その後ろを、猛スピードで大型犬が追いかけています。
少年とわんこは疾風の如く私たちの横を走り抜け、広場の方へ。
かなり後ろから、怒鳴りながら追いかける高齢の男性。
その男性は、「とまれ!とまれ!走るから追いかけるんだ~~!!止まれってば!!!」
と叫んでいたのです。
犬がこっちに来たら怖いので、私はこたろうを抱き抱えて、びびっておりました。
みると、少年が走るのをやめ、ワンコも止まって様子をみています。
どうしてそんな状況になったのか、ワンコは首輪をつけていなかったので、もしかしたら、リードをつけずに公園に入ったのかも知れません。
ちょうどその場に、これまた高齢のおじいちゃんがいて、わんこに向かってドスの聞いた声で、「こら!」というと、ワンコはちゃんとお座りして、おじいちゃんの顔を見上げ、キョトンとしていました。
すると、何を思ったか、また少年が逃げはじめて、追いかけっこが再開しそうになりましたが、
やっと追いついた高齢男性が、それでも、走るから追い掛けるんじゃ~!と少年に向かって怒鳴りつつ、回りの人に何度も謝りながら、やっとこさワンチャンを確保しました。
回りに謝っていたのは正解だと思いました。
わんこを叱り付けたおじいちゃんが少年に、「走ったから、いけなかったんだ」みたいなことを言っていたので、側にいた私、我慢できなくて口を出してしまいました。
「そもそもリードをつけないのが悪いんだから、君は悪くないよ」と。
少年は照れ笑いをしていました。
大型犬だけど、まだ幼いとおぼしきかわいいわんちゃん。
見るからに楽しそうに走っていました。
少年が遊んでくれているのだと思っていたに違いありません。
そもそもの始まりを見ていないので、推測でしかありませんが、ワンコの飼い主さんは、公園に来て、リードを外したのだと思います。
振り払って走ったのなら、首輪やリードを引きずっていたはず。
湘南の海岸でも、リードをつけないで遊ばせている飼い主さんが少なからずおられました。
うちの子は大丈夫という自信、それは間違っていると思います。
実際、わたしたちも海岸で放し飼いにされているワンコが走って来たことが何度かあり、知らないわんこ、特に大型犬だと、怖い思いをします。
いくら飼い犬でも、何が起こるかはわかりません。
ドッグランでも、ワンコ同士の事故が、少なからず起こっています。
こたろうみたいなおとなしい子でも、万が一という事もあります。
リードは絶対につけておいて欲しいとつくづく思いました。
以前書いた気がしますが、私も幼い頃わんこに追いかけられたときに、同じ事を言われたんです。
走るから追いかけてくるんだ、って。
飼い主にも、自分の親にまでもそう言われました。
ものすごくショックでした。
以来犬が大嫌いでした。
幼心に、自分が悪かったんだ、って思わざるを得なかった自分がかわいそう。
悪いのはワンコでも私でもなく、放し飼いにしていた飼い主です。
と、まあそんな小さな事件を目撃した日でしたが、帰宅して珍しくこっちを向いて写ってくれたこたろうの写真をみると、
あっらら、目をつぶってた、めちゃくちゃ残念。
今後は連写ですね。
今週は寒くなるそうです。
ご自愛くださいませ。
犬はだめだけど、猫は放し飼いにしてもいいんですよね。
うちは猫のふんで、ものすごく迷惑しています。
猫は悪くないと思うけど、いい加減猫が嫌いになります。
今日もつつがなく過ぎますように
感謝をこめて
つる姫
私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。
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