今のところ、二種類のお薬を飲んでいます。たまに一個増えます。
錠剤の入ったプラスチックは、燃えるごみと一緒に出しているのですが、角がするどくてゴミ袋が破れることもあり、小さくても結構厄介なゴミです。
ちなみに、住んでる自治体では、このようなプラごみは燃えるごみとして出せるのですが、洗ってきれいにできるものは、資源ごみとして出すようにしています。
先日目に留まった記事がありました。
飲食店で食べた後に薬を服用し、そのごみを置いて行くお客様がいるそうで、それをやめてほしいというお店側の意見。
薬の種類によっては、手で触れただけで影響があったり、ごみを放置するというマナーとして、、みたいな内容で、それに対して案の定いろんな反応がありました。
自分のことを省みてみました。
私も、薬のゴミを置いてきたことがあったろうと。
それで、バブルの頃の事を思い出しました。
あの頃は、仕事終わりに上司の御馳走で飲みに行くことも頻繁でした。
特に、結婚前最後に働いた不動産会社では、私より若い人が上司だったりして、仕事のお付き合いというよりほぼ同僚的な感覚もありました。実は私が一番年上でしたし。
その時の専務が、当時とても儲かっていたとある産業の息子で、この不動産会社も、息子の道楽のようなもので作った感じでした。
私たち社員は、もちろん一応仕事も頑張りましたが、専務のバブルに大いにたかり、あやかりました。
その頃、ドックマンという3粒ワンセットの滋養強壮剤のようなものが流行っていました。
結構お高いものでしたが、金持ちの専務は、飲みに行くと飲食の前にそれをみんなに配ってくれるのです。
これを飲んでから酒を飲むと、酔わないとか悪酔いしないとか。
今に思えば滑稽ですが、全員が一斉に錠剤を服用し、その後で乾杯、わいわいがやがや。
薬のゴミをお皿の上や下に放置して帰ったに違いありません。
それがマナー違反になるとか、そういうことを考える自分でもありませんでした。
独身の頃もいろいろあったけど、結婚して子育て人付き合い、年も重ね、病気もして、若い頃には気づかなかった事や意識しなかった事にも、心が行くようになりました。
生きていれば当然のことですが。
相手の立場になるということには、事と次第により限界もあるし、知らない、わからないこともまだまだたくさんある。
知らず知らずのうち、無知が相手を傷つけることもあるでしょう。
しかしながら、そういうことを気にしないで生きている人もいます。
自分の思うように生きて、人との兼ね合いとか気遣いがバランスよく行けばよいのですが。
少なくとも私は、今後の人生ボケない限り、外で服用した薬のゴミは持ち帰るようにします。
自宅でのゴミ出しにも、配慮は忘れないようにね。
2020年夏に書いた絵。
夏休みも終わりますね。
今日の名言
他人のものさし 自分のものさし それぞれ寸法がちがうんだな
相田みつを
みつをさんが続きました。
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感謝をこめて
つる姫