実りの秋ですが、皆様のお好きな果物はなんですか?
今朝の番組で果物の話題が出ていました。
考えてみれば当たり前なのでしょうが、どの野菜も果物も、もともとは野生のもの。
それを改良して行って、人間がおいしいと思えるものができてきたわけです。
番組の中では、アケビを栽培している方が話しておられましたが、山で掘り出してきたアケビを植えて、実に40年もかかってアケビの棚が完成したそうです。
果物に限らず、農作物は大変な手間をかけ、また天候にも大きく左右されるもの。
それを、実ったとたんにもっていく泥棒は、本当に許せないですよね。
また、お寺の住職をしながら、ブドウを作っている方もおられました。
何かやりながら見ていたので、よく見ていないときもあったのですが、ブドウを持っている仏さまもあるとか聞こえたので、気になったのでいま調べてみますと、なんでも、かの行基が山梨の辺りで薬園を作って民衆を救い、法薬であるぶどうの栽培を教えたとか云々。
果物などは、悪い実が実ると護衛のためにその実を落としてしまうことが多いそうですが、ブドウは違うそうで、どんな実も受け入れて実っていくそうです。
仏さまが持っておられる果物だけあり、実に奥の深い果物なのですね。
腐ったミカンはどうのこうの、という言葉もあります。
そんなようなことで、普段何気に食べている野菜や果物、その生産者の方々にまで思いを馳せ、感謝する気持ちを新たにしたという日曜の朝。
私自身、果物はあまり食べなかったのですが、今年の初め辺りから、なぜかパイナップルブームが来て、なんとなく果物が食べたいなあと思うことが多くなりました。
で、こないだ安いときに丸々買ったので、ネットで調べてこんなことを実験しています。
水栽培 笑笑笑
ネットによれば、容器の底に針金か何かで台座みたいなものを入れる…とか書いてありましたが、私は割りばしで挟んで、うまく行けば伸びてくるであろう根が底に当たらないように工夫してみました。
割りばしに輪ゴム、とっても貧乏くさい感じですが、まあ私のすることですから、アイディアは認めてください。
水を換えつつ、もう何週間かたったけど、何の変化も現れませんわ。
うまく根が出てくれば土に埋めて、冬場は暖かい部屋で栽培して、いずれ実を収穫という運びになるでしょうが、そううまく行くと期待しないで様子をみます。
ネギは根っこを植えたら、ほっそいネギができたこともありますよ。薬味程度にはなります。
好奇心とチャレンジはボケ防止の一環。
こたろうくんも、食べたらダメなものもありますが、果物は大好き。
匂いがするだけで、どこにいても飛び出してきます。
私はリンゴが一番好きかな。
そのリンゴのほんのひとかけらを、目をまん丸くして、しゃくしゃくと音を立てて食べるこたろうくんは、とってもかわいいです。以前のどに詰まらせて大変なことになったので、小さく切ってあげます。
もっとも、その時は手に持っていたリンゴを横取りして飲み込んだのです。大汗
ワタクシはメロンが好き、と言える身分でもありませんが、あれは甘すぎて好んで食べる果物ではありません。
しかしそれにしても、庶民の味方も、最近ではなんでもかんでもお高くなって、スーパーで立ちすくむおばちゃんですが、そうそうトマトがびっくりですよね。
トマトは毎日食べていたのですが、いまはトマトジュースを飲んでいます。
食べる、という事は、そういう問題ではないのですが、トマトの栄養分だけでもと。
長くなりました。
今週のギャラリーです。
獲物にロックオンのミサゴの飛び込みシーン。
これね、何かに似てると思ったんですよ。
で、思い出した。これ。
爆
失敗したハクチョウの湖
これ、リベンジしますね。
最後は
雪中孤狼の図
どんな絵が描きたいか、そしてどんな風に生きていきたいか、愚かな事ですが今にしてやっとわかり始めた気がします。
どう考えても、今まで生きていた時間よりも、この命の限りが近くなったいま。
面白おかしく生きて死ねれば幸せでしょうが、そうはいかないこともたくさん学びました。
サトリが開けたなんて何度も豪語する私ですが、そのサトリが変わるほど、残りの時間は長くないと思います。
まあ、こればかりは誰にも分らない運命。
思いのほかこの先の人生が長いとしても、今の気持ちで生きていけたらありがたいです。
忘れそうになってたことも思い出しました。
このブログを始めた頃、中身は今と全然違いました。
人を笑顔にする。が目標だったのに。
初心に戻ってまた前に進みます。
今日の言葉
是非の初心忘るべからず
時々の初心忘るべからず
老後の初心忘るべからず
世阿弥
限りない芸の向上を目指した言葉ではありますが、人生にぴたりとあてはまる気がします。
ご訪問頂きありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫