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【映画】浅草キッド…柳楽優弥と大泉洋が良くて映画としても概ね良かった

2021-12-19 23:05:52 | 映画
本日2021年12月19日(日曜日)2度目の投稿1度目はこちら

「トリプル・フロンティア」のブログ記事をアップしたのち、
妻の車の車検前点検(&見積)のためカーディーラーさんへ。

帰宅後は(途中昼寝を挟みながら)「Netflix」「アーミー・オブ・シーブズ」を鑑賞。

夜には「M-1グランプリ」を観て、今に至ります。
錦鯉のチャンピオンには少し納得いっていない感はあります。



以下は映画鑑賞記録です



「浅草キッド」👠
監督 :劇団ひとり
出演 :大泉洋、柳楽優弥、門脇麦
制作年:2021年
制作国:日本🇯🇵



2021年12月12日(日曜日)の夕方、「Netflix」で鑑賞しました。



概要
ビートたけしの自叙伝小説「浅草キッド」の映画化。
1974年漫才コンビ“松鶴家タケシキヨシ”の二人、北野たけし(柳楽優弥)と兼子きよし(土屋伸之)は、地方のキャバレーや温泉街のステージに立っていたが、客は漫才など聞く気が無く、次第に苛立ちを覚えたたけしは、客に暴言を吐き喧嘩になってしまう。そんな毎日にきよしは、かつて働いていたストリップ劇場“フランス座”に師匠に頭を下げて戻ってみることを提案するが、師匠は戻って来ても劇場に一歩も入れるなと言っているらしいと、その意見を否定する。
その2年前、師匠深見千三郎(大泉洋)にフランス座従業員のおばちゃんから紹介された、たけしは、深見から「芸人になりたいのに何もないということがあるが、これが芸人だ」とタップダンスを観せられる。



感想
ストーリーは過去に何処かで聞きかじったものだし(ラスト付近を除き)たいしてドラマティックでも無い話が淡々と流れるだけのものなのだけど…それでも面白かった。

この面白さに多大な貢献(といくかこの映画の良い部分の殆ど)をしているのは、二人の主演俳優、大泉洋柳楽優弥によるものが大きい(と思う)
大泉洋は、私が観たことがないはずの深見千三郎を…本当にこういう感じだったのかどうかは分かりようもないのだけどこんな人だったと想起させる演技が十分にできていた

柳楽優弥は、顔が全然似ていないのに、ビートたけしに見えてくる凄い演技
調べたら、松村邦洋が演技指導したらしい…そう言われると、たけしではなくて松村に見えてくるのだけど😅
兎に角、柳楽優弥は上手い
歳をとったビートたけしに似せる特殊メイクは、寧ろ蛇足だったんじゃ無いかなと思うほど。

で、この大した話でも無いこのストーリーを、うまく説明はできないんだけど、二人の演技だけで、泣かせて感動を与えているのだから素晴らしいです。

ついでに俳優を私なりに評価したちゃえば…
門脇麦はイマイチ
土屋伸之鈴木保奈美は割と良かった


監督の劇団ひとりは、
プレッシャーと、ビートたけしへのリスペクトから、イイ加減な仕事は出来なかったんかな…キッチリやるべき仕事をしていて、この映画によって見直した感あり
過去に「陰日向に咲く」って映画を見た際、
(その映画は、劇団ひとり監督でもなく、原作を読んでいないにも関わらず💦)
うわべばかりにで成り立てた映画への印象に、劇団ひとりの人格まで含めて批判しケチョンケチョンに書いたものですが…人って成長すると言えばいいのか💦あの映画の作りに、劇団ひとりが苦情を言うべきだったというのか💦…まぁ兎に角見直しました

ラストのフランス座に入っていく走馬灯みたいな部分は、演技でもない感があったり、どこからパクって来たようなベタなものだけど、ここも悪くなかったかな。

結婚して子供ができた門脇麦のところに、人気絶頂のたけしがやって来ていて…
の部分は、クサすぎてイマイチ
この部分は原作にもあるんだろうか(シャイなたけしらしくない描写)…原作を確認してみる気は無いですけどね💦

で、
ネット配信映画が「日本アカデミー賞」の対象になるのかどうかは知らんけど、
日本映画のレベルの中なら、主演男優賞とかを中心に、何かを受賞してもおかしく無い出来の映画だと思います。

概ねオススメの映画です


ということで点数は4点強(5点満点中)



では、このあたりで



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